今年も大混雑だった「渋谷ハロウィン」　最も迷惑なのは仮装する若者ではなく…

■「東京リベンジャーズ」「ウマ娘」の姿も

そんな細かな対策の効果か、地べたに座り込んでの飲酒行為やしつこいナンパ行為、道が通れないといった混乱は起きておらず、純粋に仮装を仲間と楽しみ、街を散策するグループも散見された。

『東京卍リベンジャーズ』『ウマ娘　プリティダービー』といった今年ブレイクした作品のキャラになりきる者、大きなバルーン型のハリボテを着る者、コスプレ姿で動画配信を行いつつ街を回る者、セクシー衣装に身を包む者と、その姿は多種多彩。

まさにこの日ならではの光景である。

関連記事：『モーニングショー』渋谷の“路上同窓会”などが波紋　「自粛疲れ限界モード」

■「野次馬」のほうが迷惑

現場に行くとわかったのは、衣装を着用したグループは基本的に警察官や警備スタッフの指示に従って移動しており、問題なのはコスプレした女性グループを見つけると走って近寄り「一緒に飲み行こうよ」とナンパを始める男性グループや、周辺の混雑状況を考えず人の流れに逆らいながら撮影し続ける若者グループのほうが明らかにタチが悪かったこと。

大勢の男性グループに取り囲まれ、思わず歩みを止めてしまうと滞留が生まれてしまう。果たして来年、この状況が改善されることはあるのだろうか…。

・合わせて読みたい→櫻井翔、1度限りのハロウィンコスプレにファン興奮　「最高すぎるでしょ」

（取材・文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）