10代男性の約4割が「隠すべきだと思っている趣味」　公言するメリットも

■なぜオタクな趣味を隠すのか？

編集部が話を聞いた20代男性は、アニメ好きなことを周囲には隠しているそうで、「上司の世代には、偏見を持っている人も少なからずいる気がして…。白い目で見られるのは気分がいいことではないので、会社ではアニメの話になっても黙っています」と語る。

しかし隠すことによるデメリットもあるようで、「趣味を聞かれても『とくにありません』としか言えず、上司から『そんなんじゃだめだよ』と説教されました。アニメ好きだと、答えたほうがよかったのかな…」と悩んでいた。

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■趣味を公言するメリットも？

一方でアイドルオタクだと自覚しているという30代男性は、「自分の趣味を受け入れてくれる人だけを、僕は大切にしていきたいと思っています」と話す。

オタクの趣味を明かすメリットもあるようで、「会社の雰囲気にもよると思いますが、オタバレしていたほうが楽ですよ。心の中では呆れていても、イベント参加での有給取得を上司は笑顔で受け入れてくれますから」と語っている。

自分の趣味を他人に打ち明けることをためらう人も多くいる一方で、いざ打ち明けてみると、心強い理解者や同士と出会えることもあるようだ。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）