大雪に襲われた関ヶ原、何かがおかしい… 「400年前の遭難者」が救出され話題に

例年以上の大雪に見舞われた岐阜県の関ヶ原。大雪の下から救出された「あの人物」に注目が集まっているのだ。

2022/02/10 04:45


 

■三成、やっぱり不遇だった…

まずはパネルの詳細について確認したところ、三成の他に織田信長、徳川家康といった名だたる武将らのパネルが計8種類設置されていることが分かったが、なぜか三成のパネルのみ「過酷な環境」にあることも判明。

今回の取材を快諾してくれた担当者は「三成公のパネルが置かれたのは、風や雪を遮るものが一切ない、開けた場所となっています」「そのため、三成公のパネルは風や雪の影響を大きく受けてしまう状態にあります」と、三成の置かれたハードモードすぎる状況について詳しく説明してくれた。

そうした背景もあって、大雪の影響をモロに受けてしまった三成パネル。

石田三成

惨状を救うため2名体制で現地に向かったところ、職員が雪にはまるというアクシデントも発生したのだが、無事救出に成功しており、続くツイートでは「石田三成は滅びません、何度でもよみがえります!」という力強い宣言も見られたのだ。


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■三成の不遇は続く…

職員らの忠義の篤さが感じられるエピソードを受け、もう三成は安全だな…と確信した記者が念のため、現在の処遇について尋ねたところ、三成は依然として件の「過酷な環境」に立ち続けていることが判明。

石田三成

というのも関ヶ原周辺では例年にない記録的な大雪が発生しており、パネルを安全な場所に移動させるには、足元があまりに不安定な状態なのだ。

石田三成

担当者は「ひとまず三成公の足元を雪でしっかりと固定しております。これで風に吹かれて倒れてしまう…といった事態は防げるかと思います」ともコメントしており、三成が平穏な日々を手に入れるには、まだまだ時間がかかりそうである。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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