救急車を呼ぶか迷ったときに… “絶対に知っておきたい”電話番号
9月9日は「救急の日」。救急車を呼ぶ前に電話したい場所とは…。
■隠れた重症者を発見
救急安心センター事業を利用するには、救急車を呼ぶ「119」と同様に「7119」で電話をかけるだけ。隠れた重症者を発見し、手遅れにならないように一刻も早く救急搬送につなげることも、救急安心センター事業の重要な役割となっている。
同事業は全国的に展開しているものの、カバーできている地域が限定されている。そのため、電話をかける前に1度、総務省消防庁のホームページを確認してみるといいだろう。
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■7119に相談したところ…
今回Sirabee編集部の取材に応じてくれた20代男性は、連日の仕事でフラフラだったそう。そんな中「ある日家に帰ったら、猛烈なめまいと手足の痺れの症状が出た」ようだ。
ただ、症状自体はよくあるものだったので病院に行くか悩んだため「7119」に電話をかけたところ、「救急車は要らないかもしれないけど、病院に行ったほうがいい」と病院を紹介してもらったという。
救急車を呼ぶか迷った末にやめたことで適切な処置を受けられないという最悪なケースを回避できる他、病院側の負担を減らし、利用者としても無駄な時間を削減するためにも使える「#7119」。ネット上でも「知らなかった」との声があがっている、いつ訪れるかわからない「もしも」のときのために知っておきたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代男女1,312名 (有効回答数)