工事現場で出会った看板、全人類ワクワクさせる「魔法の6文字」が判明し話題に…

本来、あまり人々の興味をひかないタイプの看板。なぜかその看板に「称賛の声」が多数寄せられており…。

2022/10/24 11:15


 

■それにしても担当者、ノリノリである

まずは件のツイート投稿および、看板発見の経緯について尋ねてみると、GSコーポレーション担当者は「阿蘇市赤水にある『ミルクロード入口』という場所で、こちらの看板を発見しました」「なんだか珍しい文言だな、面白いなあと感じましたね。赤水地区は、熊本地震後の北側復旧ルートの供用開始以来、コンビニが移転したりとストロー現象が起きていると感じていたので、そんな中で新規出店がある、しかもケーキ屋さんという事実がとても嬉しくなりました」と、笑顔で振り返る。

そうした背景もあって「地元の人だけ分かれば良いか」くらいの軽い気持ちでツイート投稿したところ、予想を遥かに上回る反響があり、大いに驚く結果となったのだ。

同社担当者は「ツイートをご覧になった皆様が阿蘇を訪れたり、草原について知るきっかけになれば幸いでございます」ともコメントを寄せている。


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■看板設置社・オープン店舗の事情を聞くと…

なお話題の看板は、同市の企業「熊本紅屋」が管理するもので、「ケーキ屋さんを建てています」という微笑ましいフレーズは、同社の社長が思いついたもの。工事の完了予定日がクリスマスとなっているのは、特にねらいがあったワケではないそうだ。

オープンを予定しているのは「PATISSIER HIRO」という洋菓子店で、現在も県内で営業中の店舗が「移転」となる旨が、同店のインスタグラムやフェイスブックアカウントにて明かされている。

移転の背景には様々な理由があったようだが、上記SNS投稿内で見かけた「阿蘇の大自然に囲まれ暮らしてると、ここで商売したいなぁという気持ちが強くなっていき移転を決意しました」という説明が非常に印象的であった。

多くの人々を魅了してやまない、雄大な自然を有す熊本県阿蘇市。同市を訪れた際は、喫茶スペースの設置を予定しているPATISSIER HIROで、特別な時間を過ごしてみてはいかがだろう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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