ダイソーで買った何でも「氷柱」にするアイテム　悪戦苦闘も仕上がりは感動レベル

100円ショップ「ダイソー」で発見した巨大な「氷棒」を作れるアイデアアイテム。さてその実力のほどは。早速試してみた。

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■20cmの氷柱を作れる

ダイソーで売っていた「極太 水筒用氷棒」（税込110円）。

ジッパー付きの細長いビニール製ケースに水を入れ、冷凍させると全長20cmの氷柱が作れるという代物で、1.5～2.0Lの水筒やマグボトルにぴったり入るサイズになるという。

記者も取材先にマイボトルを持っていく際、ロックアイスを一つ一つ入れるのが面倒だったので、これは優れものと即買い。ビニール製ケースは20枚入っており、1セット買えば結構使える。

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■ジュースも氷になる！

自宅に帰り、ケースに水を詰めた。MAX250mlほど入り、液体を注ぐと底が平らになり自立できそうな形状になる。パッケージに「ジュースも（いける）！」と書かれていたので、ペットボトルのジュース類も入れてみることにした。

ケースを開け、トクトクトク…と丁寧にドリンクを詰めていく。なんかの理科の実験をやっているようで楽しい。オレンジジュースを入れ、続いて炭酸グレープ。しかし調子こいていると突然失敗はやってくるものである。

炭酸の泡がケースの上部に溜まり、「このままじゃ250ml入らないなぁ」と泡を振ってかき消そうとした瞬間、手を滑らせケースが勢いよく横倒しに。そして卓上にジュースが広がっていった。…この予期せぬ事故により愛用していた電子タバコが殉職。バランスがシビアなのでお気をつけあれ。

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■キレイな氷の棒が完成

涙目のままこぼれたジュースを拭き取り、再びトライ。すべてを入れ終えジッパーを締めると、炭酸類のケースがパンパンに膨れ上がっていることに気がついた。あ、やばい…爆発しそう。

しかし冷凍すればそんな気体はどっかにいなくなるだろう。気体ごと冷凍保存じゃ、と冷凍庫につっこみ約10時間。中を見てみるとキレイに5本の氷柱が出来上がっていた。これは感動レベル。

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■謎の民族料理のようなビジュアル

しかし、さきほどの炭酸グレープはなんかケース自体がベトベトしている。…液漏れだ。

慌ててパッケージ裏面を見ると、「炭酸飲料を入れての冷凍は内容液が膨張し袋が裂ける場合があります」と注意書き。たしかに膨張もしたし、一部が裂けた。しっかり読んでおけばよかった、と後悔しつつ、ケースを切り裂き氷柱を取り出した。

いろいろあったが、並べてみるとじつに美麗。

南国の民族料理のように色とりどりで、美味しそうなシャーベットが出来上がったのだった。

これを水筒に入れ、残ったジュースを注げばいつでもキンキンに冷えたドリンクを飲むことができそう。半分にカットすればアイスとしても楽しめる。夏場に向けワンセット持っていて損はない（そして注意書きはよく読もう）。

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（取材・文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）