新橋駅の正体、日本人の過半数が知らなかった 完全な「初見殺し」に衝撃走る…
新橋駅の「正体」を、日本人の半数以上が誤解していたと判明。東京を含む「南関東」の人々が最も勘違いしており…。
3日、東京・新橋の雑居ビルで爆発事故が発生。昼間のオフィス街を騒然とさせる事態となった。
「サラリーマンの聖地」として名高い新橋だが、多くの日本人が「新橋駅の正体」を誤解していることをご存知だろうか。
【関連記事】京浜東北快速はなぜ「新橋・有楽町」すっ飛ばすのか 全サラリーマンの疑問にJRが回答
画像をもっと見る
■新橋の見落とされがちな弱点
前出の通り「サラリーマンの聖地」として多くの人に認識されている新橋。
JR新橋駅には「山手線」「京浜東北線」「東海道線」「横須賀線」の4系統が停車し、他にも東京メトロやゆりかもめの駅を有したりと、交通の便が非常に良いエリアである。そんな新橋だが、じつは「京浜東北線の快速が停車しない」という、意外な弱点が存在するのだ。
やはり多くの日本人の深層心理には「サラリーマンの街だから、当然快速も停まるだろう」という意識がある模様。ネット上では「新橋に京浜快速が停まらないのバグだと思う」といった具合に、乗り換えに失敗した人々の嘆きの声が定期的に上がっている。
そこで今回は、全国の10〜60代の男女1,000名を対象として「JR新橋駅の知識」に関する調査を実施することに。すると、なんとも意外な事実が浮かび上がってきたのだ…。
関連記事:ひろゆき氏、電車の遅延で待ち続ける行動に一言 「賭けをするのは…」
■「最も誤解しているエリア」に驚き
調査の結果、「京浜東北線の快速は『新橋駅』に停まると思う」と回答した人は、全体の54.1%と判明。じつに半数以上が、勘違いしていたことが明らかになったのだ。
年代ごとの回答を見ると、過半数が「停まらない」と回答したのは10〜20代が唯一の年代であった。その他年代は半数以上が「停まる」と回答しており、60代に至っては8割近くもの人が「停まる」と回答。
そして意外なのが、エリアごとに見た回答結果である。なんと、最も「停まる」回答の割合が大きいのは、東京を含む「南関東」エリアと判明したのだ。
一方で、東京から離れたエリアほど「停まらない」派の割合が大きくなっており、なかなか興味深いデータと言えるだろう。
関連記事:キャンドゥの鉄オタ育成アイテムがガチすぎる 親子そろって「沼落ち」したワケは…
■なぜ新橋駅に停まらない?
新橋駅に京浜東北快速が停車しない理由については以前、JR東日本に取材を実施したことが。
その際には「速達性を確保するため通過としています」「(今後の停車駅拡大については)現段階では予定しておりません」との回答が得られたのだった。
歴史を辿ると、1988年(昭和63年)3月のダイヤ改正時における「データイム快速運転」を起源としている快速事情。当時と比較すると停車駅も変更が見られるが、新橋駅に快速が停まる日は訪れるのだろうか…。
・合わせて読みたい→日本人の5割超、大田区の漢字表記を勘違いしていた 「その理由」に耳を疑う…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)