菊池風磨、性加害問題の裏で囁かれる「本当の評価」　テレビ局からのオファーは…

『ゼイチョー』で主演を務める菊池風磨。全クールの連ドラに出演したが、性加害問題の影響は…。

エンタメ

2023/10/27 11:30

斎藤聡人

「公務員、なめないでくださいよ」──。放送中のドラマ『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』（日本テレビ系）が注目を集めている。主演を務めるのは、Sexy Zone・菊池風磨。

ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れる中、菊池には「意外な評判」が囁かれていて…。

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■2023年全クールの連ドラ出演

『ゼイチョー』は、市役所の納税課にスポットを当てた物語。菊池演じるノリが軽く人たらしな「徴税吏員（ちょうぜいりいん）」が、山田杏奈演じる猪突猛進の新人職員とバディを組み、税金滞納者と全力で向き合っていく。

今年、菊池は俳優業で目覚ましい活躍を見せた。1月は『大病院占拠』（日本テレビ系）、4月は『隣の男はよく食べる』（テレビ東京系）、7月は『ウソ婚』（フジテレビ系）、そして今回の『ゼイチョー』と、全クールの連続ドラマに出演したのだ。

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■『ゼイチョー』現場での評判は…

現在、菊池の所属するSMILE-UP.（スマイルアップ、旧：ジャニーズ事務所）は性加害問題に揺れている。事務所に対する風当たりが強まる中での連ドラ主演となるが、現場では座長としてリーダーシップを発揮しているようだ。

ある制作会社関係者は、「バディ役の山田さんをはじめ、白洲迅さんや本郷奏多さんなど共演者に積極的に話しかけて場を盛り上げているそうです。現場で落ち込んだり、愚痴を言うこともありません。周りに変に気を遣わせないよう振る舞っているのかもしれませんね」と話す。

■冠バラエティ番組がスタート

今年、全クールの連ドラを制覇した菊池だが、今後ドラマに出るのは難しくなるかもしれない。

「テレビ局はスポンサーとなる企業の反応を気にして、スマイルアップ所属タレントの起用を見送る動きが続いています。特に、連ドラは多くのスポンサーが絡むので、菊池さんをはじめスマイルアップのタレントは起用されにくくなるでしょう。もちろん、彼らに落ち度はないのですが…」（前出・制作会社関係者）。

性加害問題の影響はゼロではない。ただ、菊池には新たな仕事が…。

「10月2日からシソンヌ・長谷川忍さんとの冠バラエティ番組『何か”オモシロいコト”ないの？』（フジテレビ系）がスタートしました。菊池さんはトーク力も高いですし、周りからイジられて笑いを取ることもできるため、冠番組も好評です。今後の事務所の対応次第ではありますが、単発のバラエティ番組のオファーもあると思いますよ」（前出・制作会社関係者）。

■テレビ局が使いたがる理由

以前に比べると、仕事量は減るかもしれないが、新番組も始まり安定しそうだ。テレビ局が菊池を使いたがるのには、こんな理由が。

「菊池さん自身の不祥事やスキャンダルの心配がないことも大きいのではないでしょうか。SixTONES・田中樹さんやSnow Man・渡辺翔太さんなど男友達と食事することはあっても、夜の街で女性と派手に遊ぶタイプではありません。昨今、テレビ局はコンプライアンスを重視しているので、素行に不安のあるタレントは敬遠されます。その点、菊池さんは事務所の問題を除けば、テレビ局が安心してオファーできるのでしょう」（前出・制作会社関係者）。

スマイルアップに対する批判はまだ収まらないが、当面菊池の仕事は安泰かもしれない。