コスプレイヤーが行うX(旧Twitter)アカウントの削除→転生の謎行動、そこには「深い理由」があって…

ある日突然推しのコスプレイヤーがSNS上から消えた…。しかし数日後に別アカウントが立ち上がる。なぜこの現象は起こるのか。

コスプレ

X(旧・Twitter)上で時々目にするコスプレイヤー、コスプレカメラマンのアカウント消し→新アカウント転生の流れ。育ててきたアカウントを何故消すに至るのか──。その隠された動機について勝手にリサーチしてみた。



 

■急変した環境に驚き…

コスプレ歴2年、フォロワー数約500の10代女性コスプレイヤーのAさんは、過去に一度アカウントを消した経験がある。

「当初は仲の良いコスプレ友達、カメラマンさんと相互フォロー関係になり、写真をアップしたり、コメントを書き込みにいったり、交流を深めていました。ところがある時、一枚の写真がバズってフォロワーが連日300くらいづつ増え戸惑いまして…」(Aさん)。

通知欄は知らないユーザーのフォロー通知やコメントで埋まり、友人たちとの交流がしづらくなった。

「コスプレと無関係のフォロワーが増えていくことがだんだん不快になり、連日捨てアカウントのようなユーザーから『かわいい』『よかったら会いませんか』などのDMも送られてきて…。アカウントを生まれ変わらせ、元通りの状況にしようと思ったんです」(Aさん)。


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■シャドウバン対抗の最終手段

続いてコスプレ歴7年、フォロワー約2万の20代コスプレイヤーのBさん。彼女の理由はよりわかりやすい。

「少々セクシーな写真をアップしファンが増えていましたが、X側からシャドウバンを食らってしまい、ある日を境に反響もフォロワーも伸びなくなったんです。有料ファンサイトへの誘導や、撮影会の告知がメインだったのでバンされた状況ではどうしようもない。泣く泣くアカウントを消して、作り直しました」(Bさん)。

シャドウバンは、セクシー画像の投稿などXのポリシー違反を犯した場合や、大量フォローやハッシュタグ乱用などスパムと誤認される行為をした場合に発生するペナルティ。検索非表示や、フォロワーのタイムラインに出てこなくなるなどデメリット山盛りで、アカウント再生は一つの対応策でもあるようだ。

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