20代では2割も!旅行先でも「チェーン店」で食事する人たち
旅行の楽しみは、名所を観光した上で、その土地の名物に舌鼓をうつこと。しかし、一方で地域に根ざした飲食店を利用せず、ついついチェーン店に入ってしまう人もいるらしい。
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■旅行に行ってもチェーンの飲食店ばかり行く?
実際そのような人はどのくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部では全国の男女に「旅行に行ってもチェーン店ばかり行くか」聞いたところ、13.9%の人が「チェーン店ばかり」と回答した。
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■20代がもっとも多い
世代別に見ると、もっとも多いのが20代では2割超え。この割合は、世代が上がるほど減少する。
60代にいたっては、20人に1人程度しか利用していないが、どうやら若者ほど、その土地の飲食店に入りづらい傾向があるようだ。
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■経験者いわく「並んでまで食べる?」
実際に旅行先でチェーンの飲食店ばかり行くというAさん(30代・男性)に話を聞いてみた。
「私は旅行が趣味で、かつ仕事でも出張が多いんです。その関係で、新しい土地に行くということに対して新鮮味を感じないんです。
おいしい飲食店を探すのも面倒だし、人気店舗だと並ぶのがイヤなんですよ。だから、ついチェーン店行っちゃうんです。
それに、まずいものを食べたくないですしね。おもなところでは長崎でリンガーハット、大阪はたこ焼き屋をスルーして吉野家、岐阜はすき家、広島でロッテリア、和歌山でCoCo壱番屋に行きました。
ご当地グルメには興味ないです。友達からは『もったいない』、『おかしい』などと言われていますが、自分ではそう思いません。今の時代、本当に食べたいと思ったらネットで取り寄せられますしね。ちなみに、ホテルもチェーン店のビジネスホテルを利用します」
どうやら飲食店を探すことの面倒くささや安心感などが、旅行先でもチェーン店に行ってしまう要因のようだ。少々損をしているようにも思えるが、本人が納得していれば、否定することもないだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)