男女とも人気は共通!悪代官、火消し…鍋奉行以外にもある鍋の役職トップ5
寒い夜にこたつに入り、みんなで鍋を囲む…いいですね。そんな鍋料理では、それぞれ人によって役割があります。有名なのが「鍋奉行」。入れる順番から食べるタイミングまで、頼まれもせずに勝手に仕切ってくれるのが鍋奉行です。しかし、それ以外にも様々な役職があるのをご存知ですか?
アンケートサイト「みんなの声」では、1万2482人を対象に、「自分がどの役職になるのか?」の意識調査が実施されました。今回は、トップ5に選ばれた役職を紹介します。(調査期間:2014年12月2日~2014年12月16日)
■鍋奉行に悪代官…あなたの役どころは?
●5位 悪代官:5.9%
悪代官とは、鍋の中に肉類などが入ると特に出現する「灰汁(あく)」をひたすら取ってくれる人のこと。名前のイメージと反し、鍋料理を美味しく仕上げるための縁の下の力持ちともいえる存在ですね。しかし、「やばい!灰汁が止まらない!」と、あまりしつこく灰汁ばかりに集中していると少し煙がられることもあるので注意が必要です。
●4位 火消し:10.2%
町に火の手が上がった時に登場する猛者どもが、火消し。鍋料理の世界における火消しは、「火加減を調整する人」です。
みんなでわいわいと楽しく盛り上がっていると、ついつい鍋が煮立ってしまうこともあるでしょう。そんな時にそっと火を調整してくれるイケメンが、火消しなのです。最初からさり気なく自分のほうに火の調整レバーを向けておくといった気配りも、火消しならではです。
●3位 鍋奉行:10.9%
説明不要!鍋料理には欠かせない存在が「鍋奉行」です。鍋奉行によっては、最初の材料の選定から口を出す人もいますが、鍋奉行は美味しく鍋を作るためのノウハウを持っている、言うならば鍋のスペシャリスト。たまに、「あの人鍋奉行だからうるさい」なんて声が聞こえることもありますが、鍋奉行は鍋を食べるよりも食べてもらうことに精を出す、奉仕精神の塊のような存在です。奉行さまの美味しい鍋を、我々はありがたく頂きましょう。
●2位 町奉行:12.8%
町奉行は、男性のみの役職。彼の仕事は、鍋奉行さまがつくる鍋が完成するのを、ひたすら「待ち」続けること。奉行とは名ばかりで、食べることのみに特化した役職。鍋奉行の前では、彼はただひたすらポン酢などの味調整を行うことしか出来ない存在なのです。町奉行は時々、グラスにビールを注ぐなどして、鍋奉行さまの機嫌を損ねないようにしましょう。
●1位 町娘:37.6%
そして、栄えある1位の役職が「町娘」。こちらは、女性限定の役職です。彼女たちも町奉行と同じく、鍋奉行さまが作る鍋を待つのがお仕事。奉行さまの指示に従い、材料を奉行さまのもとへ届けることもあります。そして、鍋奉行さまが作った鍋を「おいしい」と笑顔で答えることで、「これにて一件落着」となるのです。
みなさんは、どの役職ですか? これら以外にも、取り分ける量を確認する「大目付」や、領収書を欲しがる「上様」などが存在するようです。寒い今夜、みんなで集まって鍋パーティなんていかがですか?
【集計結果】
出 典:dメニュー・iメニュー 「みんなの声」
集計期間:2014年12月2日~12月26日
投票数:12482票
(文/しらべぇ編集部・常時系)