上司も同僚も選べない!職場で完全無視している人の割合は…
「親と上司は選べない」という格言があるように、職場の上司や同僚を自分で選択することはできない。ウマがある人間なら苦労はないが、考え方の不一致などが発生すると、口もききたくなくなってしまう。
職場は金を稼ぐ空間であるから、たとえ彼らを「クソ野郎」と思っていても会話をせねばならない。しかし、中には頑として無視をしている人もいるらしい。
■6人に1人は会社で無視している人が
一体どのくらいの人が無視を実行しているのか。しらべぇ編集部では全国の会社員に問いかけてみた。
結果、「いる」と答えた人はわずか2割程度であることが判明。やはり、自分の立場が危うくなることも考えられるため、やりたくてもできない人がほとんどのよう。当然と言えば当然なのだろうが。
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■もっとも多く無視している世代は?
性世代別の調査結果をみてみると、各世代とも1~2割程度だが、60代以上の男性はその割合が3割にはねあがる。
この年代で会社に残っている人は重役クラスが多いと思われるだけに、気に入らない社員を無視したとしても、自分の地位にはさしたる影響がないことから、大胆な行動ができるのだろう。
逆に言えば、立場の弱い人間ほど無視できずまわりに気を遣いながら生きていることになる。あるドラマで「正しいことをしたかったら偉くなれ」と語った刑事がいたが、やはり職場という閉鎖された社会で自分の思うとおりに生きるためには、出世するしかないようだ。
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■経験者に話を聞いてみた
職場で無視をしたことがある、されたことがある人に話を聞いてみた。
最後などはなかなか切ないエピソードだが、やはり無視されてしまう人には、それなりの理由があるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女463名(有効回答数)