京都で人気の朝ラーメン 創業60年『第一旭』が激ウマ
こってりラーメンの雄『天下一品』や『ますたにラーメン』など、人気ラーメンチェーン発祥の地でもある京都。チェーン以外にも多くの人気店がしのぎを削るが、観光客や出張の際に便利なのが「駅前エリア」だ。
京都駅から徒歩2〜3分のエリアには、京都ラーメンのルーツとも言われる『新福菜館』(1938年創業)と『本家第一旭』(1953年創業)の2店が軒を連ねている。
画像をもっと見る
■朝5時から食べられるすっきりラーメン
この2店の特徴は「朝ラーメン」。深夜2時まで営業しているにもかかわらず、開店は朝5時。 喜多方や築地などでも可能だが、朝ごはんとしてラーメンを楽しむことができる。
関連記事:大阪最強の醤油ラーメン?『高井田系中華そば』がマジでウマすぎ
■醤油味スープとたっぷりの青ネギ
色は濃い目の醤油味だが、見た目よりすっきりした味わい。しかし、奥深いうまみが広がる。チャーシュー麺かと思うくらい、薄切りのチャーシューがたっぷり。
これがスープのうまみを吸って、滋味深い。麺は加水率が低くぷっつりした歯ごたえのストレート麺。もちもちの多加水麺と違っておなかに貯まることもないので、たしかに朝食にもぴったりだ。
ひと口サイズの餃子は、6個入りで250円。量も価格もお手頃なのが嬉しい。
関連記事:札幌ラーメンの進化がヤバすぎ 大泉洋も認めた大行列店
■東京で京都ラーメンを食べるなら『新福菜館』
第一旭は支店を出していないが、お隣の新福菜館は、東京の麻布十番や秋葉原でも食べることができる。スープの色がさらに黒い、いわゆる「京都ブラックラーメン」というスタイルだ。
こちらも見た目よりずっとあっさりした味わいで食べやすい。ただし、東京の支店は「朝営業」はしていないため、要注意。
【本家第一旭 たかばし本店】
住所 京都市下京区東塩小路向畑町845
【新福菜館 麻布十番店】
住所 港区麻布十番1-2-5
・合わせて読みたい→全国でも流行ってほしい!老舗の味をうけつぐ東北の「朝ラーメン」を堪能
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)