「童貞を殺す服」はママが娘に着せたい服そのもの?デザイナーに聞いた
以前、しらべぇでは、童貞に「童貞を殺す服」について熱く語ってもらった。そこで見えた彼の求めるものに対して、あるファッションデザイナーから指摘があった。
なんと童貞の求めるファッションは、ママが娘に求めるファッションそのものなのだそう。
一体どういうことなのだろうか。しらべぇ取材班は詳しく話を聞いた。
■童貞が女性に求めるものとママが娘に求めるものの共通点
30代ファッションデザイナー「童貞の方が語っていた『女性には露出をあまりしてほしくない』『清楚でいてほしい』という願いは、マーケティング的に、まさにママが娘のファッションに求めるものそのものなんです。
かわいい格好をしてほしいという願望に加えて、やはり変な虫についてほしくないと考えるのが一般的です。
そうすると自然と、露出は少ないものにしますね。あと子供らしさを強調したファッションを求めるようになります。
母はある種、娘に対して幻想を抱いているところがあります。童貞のかたも、また同じような幻想を抱いているのかもしれません」
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■30代童貞が語る女性の見え方
デザイナーのコメントを受け、以前とは別の30代童貞に意見を聞いてみた。
30代童貞「女性を恋愛的な意味で縁のない日々を送っていると、ときめきを感じなさすぎて、心が死んでいく感じがします。いえ、何も感じないというわけではないんですが。
言うなれば、恋愛的にどうこうしたいと思わなくなるんです。同年代の女性は、もうだいたい結婚しています。年下の女性を見ても、娘を見るような心持ちになるんです。
好きだから、あんなことやこんなことをしたいなんて、あまり今はおもいません。むしろ、応援する心持ちですね。娘を通り越して孫を見ている気分なのかもしれません。
もし、20代の童貞のかたが恋愛的なことを諦めてしまっていたらですか? それは、30代の私がジジイですから。20代ならパパだったりママだったりの心持ちで見てしまうことはあるでしょうね」
童貞が童貞であるのは、恋愛を何度も失敗して、心が折れ、女性を欲する貪欲さを失いつつあるからなのだろう。
女性への意欲を失う一方で、童貞の本質は親になりたい願望が人一倍強いということなのかもしれない。ママのようになりたいのだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)