観戦もしたくない?若者のスポーツ離れを調査してみた
秋はスポーツのイベントが多くなる時期。運動会の父兄参加競技などに参加するお父さんも多いだろう。
自分の体を動かすだけでなく、プロ野球リーグ戦終盤のAクラス争いや日本シリーズ、今年はFIFAワールドカップ最終予選など、現地やテレビで応援するのも楽しみ方のひとつだ。
スポーツの秋にちなみ、しらべぇ編集部では、全国の20〜60代男女を対象に、スポーツとの関わり方について調査を実施した。
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■スポーツを見る派が約半数
スポーツをするのが好きな「やる派」か、応援が好きな「見る派」か訪ねたところ、「見る派」と回答したのは45%。
一方で、「やる派」と回答した人は全体の9%にとどまった。また、「見るのもやるのも好き」なスポーツ好きは17%も。
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■若者はスポーツ離れしている?
年代別で集計すると、年齢が低いほど「どちらも嫌い」の割合が高い。
競技場での生観戦やスポーツバー、パブリックビューイングなど、応援方法のバリエーションが以前と比べて増えているものの、「若者のスポーツ離れ」の傾向はありそうだ。
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■スポーツ好きと年収の関係性
スポーツとの関わり方で、特質している点をさらに調査したところ、年収が高いほど「どちらも好き」と回答している割合が増えた分、「どちらも嫌い」が減っている印象だ。
年収に関係なくスポーツを趣味としている人たちが一定数いる反面、生活に余裕があることによって、スポーツに興味を持てるか影響している層もいるようだ。
4年後の東京五輪に向けてモチベーションがあがり、また、先日には東京マラソン2017の抽選結果が通知された。スポーツに興味を持ち始めるにはちょうどいい時期だ。
健康のために運動をする人も多い。若い世代も今のうちから楽しめるものを探すのもいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)