なぜ私は元カレの名前をメアドに入れてたのか?みんなの黒歴史メアドを一挙公開!
火星(まあず)、戦争(せんそう)、今鹿(なうしか)、黄熊(ぷう)。皆さんはこれが何かわかるだろうか? これはキラキラネームと呼ばれるもので、従来の名付け方とは異なる個性的な名前に揶揄を込めてつくられた単語である。キラキラネームのほとんどは当て字なため、パッと見ただけではとても読めないものばかり。最近の小中学校の先生は出欠確認をするだけでも一苦労だという声もある。
「キラキラメアド」という黒歴史
これに似たもので「キラキラメアド」なるものも存在している。キラキラネームのメールアドレス版である。ビジネスにおいて使うメールアドレスは「名前+誕生日」など、当たり障りがなく、わかりやすいものに設定している人がほとんどだろうが、プライベートアドレスはどうだろう。なかにはキラキラメアドにしている、もしくは「していた」という人もいるようだ。そんな人たちの「今思うと恥ずかしいメールアドレス」を紹介しよう。
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愛ゆえにメアドに愛を埋め込んだ人たち
「自分と彼女の名前を入れていた。その間には『love』。ちなみにもう別れました」(男性45才)
「付き合ってた元カレの名前と自分の名前をハイフンでつないで『eternal love』でした。その元カレは最近離婚したことを風の噂で聞いた」(女性36才)
「その当時好きだった(今でも好きな)バンド名の英訳にプラスlove的な文字を加えていた」(女性26才)
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中二病マインドはメアドにも宿る
「自分の名前を暗号化したものや、マニアックな英単語をわざわざ辞書で調べて使っていた。一番恥ずかしかったのは、そのスペルを間違えていたこと」(女性30才)
「自分のあだ名を入れていた」(女性43才)
「『miracle-rainbow』みたいなものだった気がする」(女性24才)
「アドレスは、具体的に覚えていないが、中二病のようなアドレスだった」(男性41才)
「俺はイケてると言わんばかりのセリフと、下ネタ交じりのアドレス」(男性35才)
「昔、ロキノン系の音楽が好きで、『ノーミュージックノーライフ.ロック』みたいな感じにしていた。当時はかなり気に入っていた」(女性25才)
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夢をメアドに!
「『ヒルズ族』を目指していたのでその文言を入れた」(男性24才)
「『minnaga-shiawasenara-saikou(みんなが幸せなら最高)』といった世界平和的なメッセージのアドレスです」(男性29才)
このような意見をみていると一時期に湧き上がる感情の勢いだけでメールアドレスを決めると、キラキラメアドになることが多いようだ。ただし、キラキラメアドがキラキラネームと異なるのは、その熱が冷めたときに変更しやすい点だ。メールが若者の間で主要なコミュニケーションツールではなくなりつつある昨今、キラキラメアドも絶滅の危機に瀕するのかもしれない。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・みんと)