3人に1人が経験！　「学校のクラス分け」でイヤな思い出

学生時代、仲の良い人と離れ離れになってしまった、嫌いな人と同じクラスになった…など、クラス分けでイヤな思いをしたことがある人はいるはず。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査したところ、全体の34.9%が「イヤな思いをしたことがある」と回答した。

■女性の4割がクラス分けにイヤな思い出

男女・年代別で比較すると、男性よりも女性のほうがイヤな思いをしていることが明らかに。2、40代では5割、3、50代でも4割以上という結果に。もっとも少ないのは60代の2割だった。

男子はクラスメイト全員が友達というケースがあるが、女子の場合は小規模なグループで行動していたケースもあるだろう。それが1年に1度リセットされるというのは女子たちにとって苦痛だったのか。そういった記憶がイヤな思い出として残っているのかもしれない。

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■ゲーマーほどクラス分けにイヤな思い出

自らをゲーマーと答えた5割以上がクラス分けでイヤな思いをしている傾向に。あてはまらない人と比較すると22ポイントの差がある。

ゲーマーの多くは学生時代からゲームに親しんできただろう。もしかしたらクラス分けでほろ苦い経験をした結果、ゲームにのめり込むようになったとも考えられるかもしれない。

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■ダメな異性が好きな人ほどクラス分けにイヤな思い出が

ダメな異性が好きと回答した人の6割近くがクラス分けでイヤな思いをした経験があるようだ。ダメな異性を好きになる要因のひとつに、自尊感情の低さが挙げられる。

自分を好きだという気持ちが低いことで、自分よりもダメな異性を守ってあげたくなり、そこに自分の存在意義を見出す人も。もしかしたらクラス分けによって自尊心を傷つけられる出来事が起こり、その結果ダメな異性を好きになる要因ができてしまったのかもしれない。

3人に1人がイヤな思いをしたというクラス分け問題。その思いをせずに過ごしてきたことは、とてもラッキーと言えるだろうか。

（取材・文／しらべぇ編集部・シマウマ姉さん）