ファンからアンチ化 粘着ぶりに「まだ好きなのでは?」の声も
アンチ活動をしている人は、熱狂的なファンと同じくらいに対象のことに詳しい。
熱狂的に応援していたのに、あることをきっかけにアンチになる。道を誤ると大きな事件になることもあるが、気持ちだけは理解できる人も多いのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336人に「アンチについて」の調査を実施。
その結果、21.5%の人が「ファンからアンチになったものがある」と回答したのだ。
■匿名掲示板に批判の書き込み
20代から40代の男性が、比較的多い割合になっている。
男性のほうが、アンチ化をしやすいのだろうか。
「好きなアイドルの握手会に、頻繁に通っていた。最初は対応が良かったのに、だんだんと塩対応になって嫌いに。ネットで批判をみつけては同調し、自分が書き込むこともある」(30代・男性)
しかし、女性でもファンからアンチになる人はいる。
「私は付き合っていた男性と別れたら、悪口を言うタイプ。芸能人も同じように、叩いてしまう」(20代・女性)
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■アンチになるきっかけは嫉妬心から?
ファンからアンチになるきっかけに、嫉妬が大きく影響していることも。
「読モだから近い存在だと思っていたのに、人気がでてものすごい遠い存在に感じてしまった。同年代だから、その子と比べて『自分はなにも成し遂げてない』って思っちゃう」(20代・女性)
近年では、SNSが原因で嫌いになる場合もある。
「アイドルで、モデルもやってる芸能人。好きだったけど、インスタがセレブ感出し過ぎで耐えられなかった。いいもの買って、食べてるんだなって…お金持ってるのは、わかるんだけど」(30代・女性)
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■好きの反対は無関心ならアンチは…
よく、「好きの反対は無関心」と言われている。アンチになるということは、その対象をまだ意識しているといえる。
「元AKBファンだけど興味がなくなり、今はまったく情報も追っていない。アンチはその人のことばかり考えているから、ある意味では熱狂的なファンなのかも」(30代・男性)
嫌いなものに時間を割くのは、もったいないこと。それでも止められないのは、良くも悪くも相手への興味が失せていないのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)