なぜ来たの? ボランティアで見かけた非常識な人の行動3選
ボランティアに参加する人の中には、無給だからといい加減な気持ちで参加し、他の参加者を不快にさせる人も。
ボランティアは無給ではあるが、きちんと責任を持って参加しなければならないだろう。
だが中には、遊びの延長のような気持ちで参加して、周りに不快な思いをさせる人もいるようだ。
しらべぇ取材班は、ボランティア参加経験がある人たちから話を聞いてみた。
①友達と離れたくない
「身体や知能に障害のある子供たちと遊んだり運動をしたり…というボランティアの運営に、スタッフとして数年間ほど携わっていました。
障害がある子たちなので、こちらが気をつけないといけない点が多く、ボランティア参加者をどの子供と同じグループにするかの『班分け』はとくに気にします。
しかし大学生参加者などの中には、『一緒に来た友達と離れたくない。同じ班がいい』と言う子も。
遊びに来ているわけではないことを理解してほしい」(女性・33歳)
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②SNSでアピール
「海岸や森林のゴミ拾いのボランティアによく行くですが、中には『汚い』『くさーい』と文句ばかり言い、参加するくせにほとんど活動に協力しない人も。
しかし写真だけは撮りまくり、後日SNSで、ボランティア団体のアカウントをタグ付けして『清掃に参加してきた!』と、地球に優しい自分をアピール…。
私は高校生の頃からこのボランティアに参加しているんですが、最近はSNS映えを意識するためだけに来て、実際の活動には消極的な人が増えてうんざりです」(女性・26歳)
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③お金を取られると怒る
「児童養護施設で月1回、子供たちとレクリエーションをするボランティアをしています。その中で、遊園地や動物園に行くこともあるんですが…。
外出する時には、電車賃、入園料、昼食代などが自分たちも含め子供の分もかかるので、それは参加者で負担する決まりになっています。
しかし『なんで無給なのに、お金まで払わないといけないんだ』と、怒る人も。ボランティアを『してやっている』の気持ちなんでしょうね…」(女性・33歳)
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■SNSのキラキラ投稿を理解できないのはどれくらい?
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名に「SNSでキラキラ女子を演出している人の気持ちがわからないと思うか?」調査を実施したところ、全体で61.4%の人が「はい」と回答した。
ボランティアに参加した経験を、SNSで報告したい気持ちになることもあるだろう。だが、活動自体がおろそかになれば本末転倒である。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)