お腹の調子が… トラウマで「トイレの場所を把握しないと落ち着かない」人も
お腹の調子が悪いと楽しめないことが多いかも…
気温が上がり、食中毒や食べものの傷みなども気になる季節。大きな不調でなくても、日々のお通じやお腹を壊しやすいなど、体調の面で意外と悩みのひとつとなっている人も。
また、薬などに限らず、食べものや飲みものなどで「お腹の調子を整える」といったポイントを挙げる商品は多い。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,354名を対象に「日々のお通じなど、お腹の調子」について、意識調査を実施した。
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■年齢が上がると改善する?
全体では「ひどい」10.6%と「まあまあひどい」20.2%で「お腹の調子が悪いほうだ」という人は30.7%。「まあまあ大丈夫」40.3%と「大丈夫」29.0%で「お腹の調子は悪くない」と答えた人は69.3%で、多くの人は問題を感じていないようだ。
男女別では
「ひどい」「まあまあひどい」の「お腹の調子が悪いほうだ」という人の割合が、男性27.3%に対し、女性は34.1%でやや女性が高め。
性別・年代別で見てみると、
20代は男女共に4割を超え、全体の傾向としては年代に反比例して下がる結果に。
年を重ねると胃腸の機能は下がりそうだが、その分、ムリをしなかったり、自分に合った対処法を身につけたりするようになるのかも。
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■病気じゃなくても侮れない
実際に「お腹の調子が悪いことが多い」という人に、話を聞いた。
「子供の頃からお腹を壊しやすくて、下痢止め薬のCMとか見ると他人事とは思えません。とはいえ、アニメ『ちびまる子ちゃん』の胃腸の弱い山根くんみたいに、全体に弱い感じじゃなくて、単純に壊れやすい感じ。
でも、これが結構苦労が多くて、暑いとアイスとか食べたいじゃないですか。子供の時とかがまんできないし。大丈夫な時もあるから食べて、遊んでいるうちに『ヤバい』ってなる時とか、あとはお昼休みを挟んだ午後のプールとかも、お腹が冷えるせいか…失敗はしてないけど、ギリギリのことは何度もありました。
大人になっても、そういうトラウマっぽい記憶があるせいか、知らない所へ行った時には、まずトイレの場所を把握しないと落ち着かないですね」(20代・男性)
「女性の場合は元々お通じに悩みを抱えている人や、周期的に良くない時があるって人も多いですよね。私の場合は、それがちょっと強めな感じです。
病気とか、仕事を休むほどじゃないんだけど、お腹の調子が悪い時って、なかなか集中できない。プライベートでも『今日はイマイチだな』って時は、みんなが美味しそう基準で選んでいる中で、お腹に優しそう基準で選んでいる自分に哀しくなったり…。
いろいろ検査して病気ではないってわかってはいるんですが、いろいろ侮れないというか、もういい年なのにまだ、自分のお腹と上手くつき合えてない感じがありますね」(30代・女性)
確かに少しでも体調に不安な部分があると、集中できなかったり、楽しめなかったりするもの。夏バテなどで胃腸の調子も気になる人も多い時期、元気な時もお腹に良いものを意識したほうがいいのかも。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)