運転手への暴言・暴行相次ぐ 忘年会シーズンを前にタクシー会社が「乗車マナー悪化」の対応策
忘年会などでタクシーの利用者が増えていく。名古屋のタクシー会社は、マナーの悪い利用者への対応に乗り出した。
忘年会などでタクシーの利用者が増える時期を目前に、名古屋のタクシー会社がマナーの悪い利用者への対応に乗り出した。
■タクシーでの暴言・暴行が相次ぐ
タクシーにまつわる事件は連日ニュースで報じらるほど、後を絶たない。25日にも北海道函館市で酒に酔った46歳の男が、車中で暴言を吐き、タクシーを降りたあとは運転手の胸倉をつかみ、眼鏡をはたき落とすなどの暴行を加えた疑いで逮捕された。
近年は、暴行の証拠となるドライブレコーダーを設置しているタクシーが一般的になったが、運転手の精神的苦痛が解消されるわけではないだろう。
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■同時申し込みや現れない事態続出
暴行などの犯罪行為まで至らなくとも、利用者のマナーの悪さに運転手は精神的苦痛を感じる場面は少なくないようだ。
たとえば、同時にいくつものタクシー会社に配車を申し込み、最初に到着したタクシーに乗り込むと、そのほかのタクシーをキャンセルする、予約時間になっても現れない、などの事案が相次いでいるという。