42歳のホスト・伯爵 手取り5万円以下の厳しい現実も「ナンバー1目指す」理由とは
『ザ・ノンフィクション』で新宿歌舞伎町のホスト・伯爵こと柏原勝哉に密着。42歳の現役ホストのリアルとは…
5日放送『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)は、42歳の現役ホスト・伯爵に密着した「もう一度、輝きたくて」を放送。現役にこだわり続けるも、指名をとれない現実とのはざまで苦しむ伯爵の姿に大きな反響が起きている。
■元ナンバー1・伯爵
同番組では2度目の密着、『アウト×デラックス』などにも出演経験のある、新宿・歌舞伎町のホストクラブ『club ROMEO』に務める伯爵こと柏原勝哉氏。この日は、かつてナンバー1に輝き、ホストの頂点にいた彼のシビアな現在が明かされていく。
かつての指名客はホスト遊びを卒業、若い世代の女性からも指名が取れない伯爵は、ヘルプで席については酒を浴びるように飲み、酔いつぶれる日々を過ごしていた。
売上トップ10に名があがることもなく、3桁を優に超えていた手取りの月収は5万円以下まで落ち込んでいる。「稼ぎと家賃があっていない。生活費はマイナス」という苦しい現状を明かす。
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■過去の栄光にすがりつく
「2009年にはホスト情報サイトのアクセスランキングが全国1位になった」など、どうしても過去の栄光を忘れられない伯爵はそれにすがりつく。
「昔は違った」と後輩に酒を無理やり飲ませるなど追い込み、後輩からは「指名も取れないのにめんどくさい、迷惑な先輩」となってしまう。
後輩とぶつかり合い、「売れていない」現実に打ちのめされる伯爵に現役を引退し経営側にまわらないかと打診が。しかし、それでも伯爵は現役にこだわり続ける。そこには去年、脳梗塞で亡くなった親友の存在があった。