『スッキリ』夏のマスク着用で気をつける3つのポイント 医師が注意喚起
『スッキリ』で夏のマスク着用による熱中症リスクを特集。3つの対策方法も紹介された。
12日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で厳しい暑さが続く中での熱中症について注意喚起。マスクをする上で気をつけるべきことを紹介した。
■熱中症に注意
番組では、これから増加する熱中症リスクについて特集。犬飼公一医師は「その人が熱中症による体温上昇なのか、ウイルスなどの感染による発熱なのか区別がつかない」とし、医療現場で新型コロナウイルスの感染を頭に置いて熱中症患者を受け入れるため、準備の時間がかかったり大きな負担になったりと影響が出て、医療崩壊につながる可能性があると指摘する。
また、横浜相原病院の吉田克明院長は「マスクをしていること自体で湿気が鼻と口の中に保たれるため、のどが渇いたというような感覚が鈍くなる可能性がある」として、脱水・熱中症を起こしやすいと話す。
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■夏マスクの熱中症対策
そこで、番組では「夏マスク」による熱中症を防ぐための3つのポイントを紹介。1つ目は、首や足首など肌を出すなど「放熱しやすい服装」を選ぶこと。2つ目は、「こまめに水分補給」することで、目安は2〜3時間に1回300ml飲むとよいとのこと。
そして3つ目は、通気性のよい紙や木綿などの「汗を吸収しやすいマスク」を選ぶこと。MCの加藤浩次が「感染対策という意味ではどうなんですか?」と質問すると、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「マスクの機能は飛沫を飛ばさないということですので、(マスクによって)壁があることは一定の効果があると考えていい」と話した。