コロナ対策で禁止された場所でのバーベキュー 密漁疑惑にも怒り心頭の漁師を直撃
キャンプ禁止の場所で強行しゴミを散乱させたまま帰った家族。怒り心頭の地元の様子とは…
イセエビの漁獲量全国第3位を誇る和歌山県・串本町でのルール及びマナー違反が、SNS上で話題となっている。しらべぇ取材班は、怒り心頭の漁師たちの地元を直撃した。
■キャンプ禁止場所でゴミが散乱
投稿者のねこぢるさんによると、その現場は和歌山県串本町の白野漁港内にある海水浴場兼キャンプ場だという。
昨日、一昨日の11月14.15日に和歌山県串本町紀伊大島の白野港でキャンプをしていた人達がこのようにしていきました。
地元の人達は怒り心頭です。
画像の伊勢海老は密漁の可能性もあるので、このままだと警察に届けなければいけなくなるとの事で、大事になってしまいます。 pic.twitter.com/xCOd4K8eXl— ねこぢる(˙∞˙)@takeITeazy (@kazuha1492) November 16, 2020
今月14、15日に、とある家族がキャンプをしゴミを散乱させたまま帰ってしまったそうだ。和歌山県東漁業協同組合によると、この場所はコロナ渦により、年内はキャンプ禁止にしていたという。
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■全国的に密漁が相次ぐ
このゴミは地元漁師たちで片付けを行ったが、信じられない行為に怒り心頭の様子。ゴミの中にはイセエビの残骸も残されており、密漁疑惑も出ている。串本町では現在イセエビ漁の最盛期のため、密漁が横行すると漁師の死活問題になる。
また全国的にイセエビの密漁が相次いでおり、全国ナンバー2の漁獲量の千葉県・銚子市では、毎年20人から30人が漁業法違反で摘発を受けている現状だ。和歌山県でも海上保安庁などが密漁に対するパトロールを強化中だ