宮本亜門氏、東京五輪に「中止表明すべき」 炎上覚悟のコメントに称賛の声

演出家・宮本亜門氏が東京オリンピック・パラリンピックの開催についてコメント。「日本がNOと言うべき」に称賛の声相次ぐ。

2021/03/28 23:50


宮本亜門

28日、『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ)に演出家の宮本亜門氏が出演。東京オリンピック・パラリンピック開催是非への見解を話すとネットでは称賛の声が相次いでいる。



■「炎上覚悟で言います」

25日に福島県・ナショナルトレーニングセンターJヴィレッチからスタートした聖火リレーを報道。

宮本氏は、東京五輪について意見を求められると「ごめんなさい、炎上覚悟であえていいます」と切り出して、「日本から中止の意思を表明すべきだと思います」と話す。


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■「日本が勇気を持ってNOを」

オリンピックについて、「日本のものだけでなく、世界のものである」とあるべき五輪の姿を述べ、「今の感染状況を冷静に見て、皆さん切り裂かれちゃうんですよ。国民の気持ちが…」と語った。

世界各国で変異株が発生し始め、さらなる脅威の片鱗を見せている新型コロナウイルス。アメリカやブラジル、インドなど苦しい状況が続いている国も多い。

宮本氏は、続けて「皆さんのやりたい気持ちはわかるけども、誰が開催にNOを言うか。やはり日本が勇気を持ってNOということを期待したい」と願いを語った。


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■ネットでは称賛の声相次ぐ

2016年10月に行われた東京オリンピック・パラリンピックに向けた「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」の文化イベント公式プログラムの1つを演出した宮本氏。

自らもオリンピックと深い関係があるにも関わらず、「炎上覚悟」で本音を明かした宮本氏に「言ってくれてありがとう。こうやって言うのは本当に勇気がいると思います」「よく言ってくれた!!」と称賛の声が続出している。

海外から観客を入れない方向性といった報道は出ているが、具体的な開催に関する情報について触れていることは少ない。開催をするにしても、どう開催するかしっかり検討してほしいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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