東京都、14日のコロナ新規感染者は854人 前週同曜日から5日ぶりに減少
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は854人。前週金曜日からは54人減少した。
東京都福祉保健局が発表した14日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、854人となった。重症者数は前日と変わらず84人、65歳以上の新規感染者数は26人減少して86人だった。
■5日ぶりに前週比減
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。4月以降はとくに急拡大していたが、先週はゴールデンウィーク明けということもあり、209人と大幅増。しかし今週は53人と減少した。
前週同曜日との比較で減少するのは5日ぶり。なお、前日と比較すると156人減となった。
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■移動平均は920人台に
直近7日間の移動平均は926.3人。前日からはわずかに減少したものの2日連続で900人台に。対前週比は120.9%と下落。3日連続で100%を上回った。
また、年代別では、20代が288人、30代が144人、40代が118人と続く。男女別では男性492人に対して女性は362人。東京都の累計感染者数は150,925人となった。
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■新たに3道県が宣言追加
全国で新規感染者数が増加し、重症者数も増え続ける中、東京の推移は他の道府県とは異なるとの指摘も。大阪など3府県とともに早くから緊急事態宣言が発出されていた影響もあるのだろうか。
14日夜には菅義偉首相が記者会見を行い、北海道・岡山・広島に新たに緊急事態宣言が発令されるが、これが感染抑制につながるのか注視される。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)