ツイッター、まもなくフリート機能終了へ ユーザーからは惜しむ声も
ツイッターのフリート機能が廃止に。1年経たずの終了に、別れを惜しむユーザーも…。
ツイッターは、フリート機能はまもなく廃止される。3日には「フリート」がトレンド入りを果たし、多くのインターネットユーザーの関心が高まっている状況だ。
■フリート機能が廃止へ
7月15日にツイッター社は、8月3日(米国時間)にフリート機能を廃止すると発表。2020年11月に実装された同機能だが、1年経たずの廃止となってしまった。
ツイッター社は投稿で、「その瞬間の思いを気兼ねなく伝える方法として、フリートを開発しました。しかし、それによって新たにTwitterで会話に参加する人は、私たちが想定したほどには増加しませんでした」と撤退理由を説明している。
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■フリート機能とは…
フリート機能は、文章やツイート、動画や写真などを24時間限定で公開できる機能であり、投稿は24時間で自動的に削除されるというもの。「リツイート」や「いいね」はできない仕様のため、通常の投稿のように、フリート投稿自体は拡散されない仕組みだった。
また、似た機能としてインスタグラムの「ストーリー」が挙げられるが、ツイッターはお互いの顔や素性を知らない不特定多数のユーザーをフォローするユーザーが多いため、日常的な投稿をアップしづらく、一部のユーザーがネタ投稿や自身の作品を披露する場として使われることが多かった。
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■廃止を惜しむ声も
ちなみに、しらべぇ編集部が昨年12月時点で全国10〜60代のSNSユーザー男女1,553名を対象にした調査では、ツイッターのフリート機能を使ったことがある人は全体の9.3%。「どう使うのが正解なのかはわからない」という声もあがっていた。
残念ながらツイッターユーザーには広まらなかったフリート機能。大半が今回の廃止を気にしていないようだったが、中には「フリート見るの好きだった」「個人的に好きだったよフリートくん」と廃止を惜しむ声もみられている。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代SNSユーザーの男女1,553名 (有効回答数)