ウエンツ瑛士、『日本沈没-希望のひと-』で官僚役 愛されるムードメーカーに
ウエンツ瑛士が、小栗旬が主演する『日本沈没-希望のひと-』に出演。危機に立ち向かう若手官僚を演じる。
タレント・ウエンツ瑛士が、10月スタートのTBS系日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(日曜・午後9時)に出演することが11日、発表された。
■未曽有の危機に立ち向かう
俳優・小栗旬が主演する同ドラマは、作家の故・小松左京さんが1973年に出版し、何度も映像化されてきた名作『日本沈没』が原作。今回は刊行から48年を経て、原作に大きくアレンジを加え、主人公らオリジナルのキャラクターが2023年の東京を舞台に、“日本沈没”という危機に立ち向かう。
小栗が野心的な環境省の官僚で、各省庁の精鋭を集めた「日本未来推進会議」に参加する主人公・天海啓示を演じるほか、天海と同じく会議に参加する経産省の有能な若手官僚・常盤紘一を松山ケンイチ、環境省の腐敗を暴こうとする週刊誌記者・椎名実梨を杏、クリーンな総理として支持率の高い東山栄一首相を仲村トオルが演じる。
また、物語のカギを握る人物で、「近い将来、関東圏一帯が沈没する」という説を発表する日本地球物理学界の異端児・田所雄介には香川照之が扮する。
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■明るいムードメーカー
ウエンツが演じるのは、日本未来推進会議の最年少メンバーで、厚労省代表の石塚平良(いしづか・たいら)。明るい性格で、各省庁が対立しあう中でムードメーカー的な役割を担っている。ただ、場の空気を良くしたいがために、会議で対立する双方の意見に同意してしまう面もある。
正義感にあふれる性格であり、日本のために力を尽くしたいとの強い思いを持つ一方、若さゆえの経験値の少なさで、迫りくる危機に対して何をしていいのか分からず、頭が真っ白になってしまう。しかし、率先して対策を講じ、立ちはだかる壁に屈することなく向かっていく天海の姿に、次第に感化されていくという役どころだ。
ウエンツが日曜劇場に出演するのは、2006年の『輪舞曲-ロンド-』以来15年ぶりで、小栗とは2002年の日本テレビ系ドラマ『ごくせん』で共演経験がある。