大谷翔平選手、国民栄誉賞辞退で称賛相次ぐ 舛添要一氏も「大正解」
大谷翔平選手が国民栄誉賞の打診を辞退したことが一斉に報じられた。SNSでは「好感度爆上がり」といった声も。
今季のア・リーグMVPを満票で獲得したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、日本政府からの国民栄誉賞授与の打診を辞退したことが22日、一斉に報じられ、SNSではさまざまな声が上がっている。
■「まだ早いので」
報道によると、松野博一官房長官が同日の記者会見で明かしたもので、大谷選手側に賞の授与を打診したところ「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」という旨の返答を受けたという。
栄誉賞を授与しようとした理由について、松野官房長官は「政府としては、国民栄誉賞に値する大変なご活躍があったという認識です」とし、「活躍に関し、政府としての祝意を表したい」との意向があったことを説明していた。
同賞をめぐっては、過去には1983年に当時の盗塁世界記録となる939盗塁を達成した福本豊氏が辞退したほか、イチロー氏が現役時代の2001年と2004年、現役引退時の2019年にも打診を固辞したことが明らかになっている。
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■打診の辞退を称賛
この報道を受け、前東京都知事の舛添要一氏は自身の公式ツイッターで「大谷翔平が国民栄誉賞を辞退。大正解。今後も辞退し続けてほしい」と称賛。
「受賞者には重荷で、盗塁王の福本豊は、立ち小便もできなくなると言って辞退した。スポーツ選手は記録やメダルだけでよい。政権に利用される必要はないし、国民が喝采すればそれでOK。私は、国民栄誉賞を廃止せよと主張し続けている」とつづった。
また、歌手のダイアモンド☆ユカイも、辞退を報じるニュースを引用して「素晴らしい人に年齢は関係ない!」と称えた。