緊迫続くウクライナ情勢に劇団ひとりが持論 「制裁で困るのは一般市民」
『中居正広のニュースな会』劇団ひとりが、ロシアのウクライナ侵攻に対し言及。「制裁で困るのは一般市民」と持論を語った。
5日に放送された『中居正広のニュースな会』に劇団ひとりが出演。ロシアによるウクライナ侵攻について、持論を語った。
■「困窮で困るのは一般市民」
番組では、冒頭からウクライナの情勢に関する特集が行われた。
MCの中居正広が「ウクライナの兵士も家族がいて、友達がいて、守るものがあるから戦いますよね」とひとりに話を振ると、「ロシア側がすごく悪者な感じもするけど、そこには一般市民がいっぱいいて、何の罪もない子供もいっぱいいるから、それでロシアが全部悪っていうのはちょっと違うかなって」と複雑な心境を明かす。
続けて「それで制裁加えるってなって、困窮で困るのは一般市民だから、全部ひとつに考えるのは、どうなのかなって」と持論を展開。中居も「どこで線引きするかってことですよね」と共感。
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■「火に油な感じも…」
ひとりは、「戦争っていけないことはいけないことなんだけど、こういうことなのかなって」としつつ、世界中からの批判や経済制裁を受けても止まらないロシアの動きに「今ちょっと聞く耳持たない感じだし、各国がやいのやいの言ったら火に油な感じもしなくはないですよね」と推測。
中居もひとりの言葉に頷きながら、「それでも対話は必要ですよね」とあくまで対話が重要であることを強調した。
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■週末に3回目の停戦協議予定
5日か6日のうちに3回目の停戦協議が行われる予定だが、ロシアのプーチン大統領は「ウクライナ側との対話にはオープンだが、ロシアの要求がすべて満たされることが条件だ」と譲歩しないことを強調している。
一刻も早く対話によってこの侵攻が終わってくれることを祈るばかりだ。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)