車のタイヤから空気を抜く迷惑集団 目的は「環境保護のため」と主張

悪いことをしている自覚はゼロ? 大型車ばかり狙い嫌がらせを続ける環境保護団体。

2022/10/06 07:30


タイヤ・パンク

急進的な環境保護団体が、「世界中で大量の汚染物質を排出する大型車」を禁止するため、車のタイヤから空気を抜き去る行為を繰り返している。『CTV News』『get woke up』などの海外メディアが報じた。



■「活動」の件数が増加

カナダの各州で、見ず知らずの人々の車のタイヤから空気を抜いていくグループが存在する。「The Tire Extinguishers(タイヤを消す者)」と名乗っており、9月に入ってから活動を活発化させているのだ。

彼らは環境保護の名目で、SUVやピックアップトラックなどの大型車をターゲットに、車の所有者が見ていないところで嫌がらせを続けているという。


関連記事:運転中保護された高齢ドライバー、一体なぜ… 目を疑う「タイヤの状態」が話題に

■理不尽な仕打ちに怒りの声

トロントに住むマーガレット・オッタヴィアーニさんは、グループによる被害者の1人。9月のある朝早く、自分の所有するSUVの4本のタイヤすべてから空気が抜かれているのを発見した。

オッタヴィアーニさんは「私はその日、近所で相乗りをする当番で、3人の子供たちを学校に送る必要がありました。それなのに、この思慮のない行いのせいで、私たちは皆途方に暮れてしまいました」と憤る。

地球環境問題がよくわかる本 [プリント・レプリカ]【Amazonでチェック】

次ページ
■グループの存在感を主張
話題カナダ嫌がらせタイヤSUV翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング