「あのとき行っておけば…」学歴コンプレックスを最も感じているのはあの世代!?
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「志望していた学校に入れなかった」「大学に入っていれば」など、自分の学歴にコンプレックスを感じた経験はないでしょうか。
実際にどのくらいの人が「自分の学歴にコンプレックスを感じている」のかを、全国の20~60代男女1345人に調査してみました。
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■もっともコンプレックスがあるのは20代女性
全体では、およそ5人に1人が「自分の学歴にコンプレックスを感じている」と回答。
男女別では20代女性が30.1%で1位。20代のうちは、受験や就活といった場面で、女性の方が学歴の差を感じやすいのかもしれません。
男性の回答結果では、40代がトップですが、出世できるか否かがはっきりし始め、特定の大学出身の人が出世しやすい「学閥」の影響を感じる時期だからでしょうか。
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■地域で見ると東京がダントツ?
都道府県別でも見たところ、東京ではおよそ3割が学歴コンプレックスを感じているのに対して、京都の人は、1割以下。
東京には大学が137校、京都は34校と約4倍の差が開いていることからも、東京の方が学歴に差が生じやすいと言えるかもしれません。
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■コンプレックスは自分で折り合いをつけるしかない…
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学歴関係なく、成功を収めている人も少なくありませんが、就職活動では企業側が学歴によって説明会に参加できる学生を制限している現実も…。
多くの人が経験する就活での差も、学歴コンプレックスを助長するひとつの要因だと考えられます。ただ、劣等感を持つ理由はさまざま。生声を聞いてみました。
「ある企業の説明会に参加しようとしたところ、満席だった。しかし、別の大学の友人から席が空いていると聞き、あからさまな格差を感じた」(20代・男性)
「高卒というだけで、社内で馬鹿にされることがある。給料は上がりづらいし、出世も大卒の人と比べると遅い。大学に行っておけば良かった」(40代・男性)
「『受験のとき、東大のあの学部を受けていたら、合格していたのに…』と愚痴る先輩の姿を見て、大学の四年生にもなって何をうじうじ言っているんだと思ってしまった」(20代・男性)
学歴コンプレックスを解消するにはどうしたらいいのでしょうか。自分の大学に満足していないなら、大学に通いながら別の大学を目指す仮面浪人、大学途中で別の大学に編入するといった方法もあります。
欲しい学歴を手に入れるか、劣等感をバネに頑張るか。自分自身で折り合いをつけるしかないのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日(金)~2015年7月27日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1345名