「ネタバレ好き」は元恋人に執着する?推理小説を「結末から読む」のはこんな人
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ソーシャルメディアなどで、誰もが情報発信できるようになった昨今。映画やマンガ、書籍などのレビューサイトもにぎわいを見せている。
そんなサイトでよく見られる言葉が「ネタバレ」だ。
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■ レビューサイトには「ネタバレ注意」の表記も
画像は映画.comのスクリーンショット
多くの人にとって、ストーリーや結末は、自分が見るまで誰にも知らされずに読みたいものだろう。そのため、レビューサイトではネタバレを含む書き込みに対しては注意を喚起する表示がされていることが多い。
スポーツのテレビ放送を録画しておき、家に帰って見るまで絶対にネットなどで試合結果を見ないようにする人もいる。
しかし一方で、「あえてネタバレを好む」タイプの人もいるらしい。そこで、しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1400名を対象に「推理小説をまず結末から読む」というネタバレ派の割合を探ってみた。
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■ネタバレ好きはわずか1割
作家のつくったトリックを読みながら犯人を予想していく推理小説。それをまず結末から読み始めるほどのネタバレ好きは、さすがに少なく、男女とも1割程度だ。
やはり、多くの人が嫌うネタバレ。だが、世の中には変わった趣味の人たちもいる。ネタバレ好きが多いのは、こんな人たちだった。
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■「モテる出世派」「元恋人に執着する人」はネタバレ好き
同世代より出世している人、自分はモテると思う人は、そうでない人と比べてネタバレ好きが3倍以上。また、元カレ・元カノと連絡をとるタイプの人も、スパっと切ってしまう人と比べて2倍以上、ネタバレを好む傾向が判明した。
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■ネタバレしておけばマイペースで読める
しかし、映画や推理小説は予想外の結末を手に汗を握りながら楽しむもののはず。なぜこうした人たちは、あえてネタバレを好むのだろうか。
ネタバレ好きな人に理由を聞いてみた。
おもしろい本は、いったん読み始めると最後まで一気に読みたくなりますよね。忙しいのに仕事をほっぽり出して朝まで読みふけってしまったり、映画でも細かい演出まで目が行き届かずにストーリーばかり追いかけてしまう。
これがもったないから、まず結末を知っておくんです。そうすれば自分のペースで読んだり見たりすることができる。モテる出世派の人に多いというのも納得です(30代・会社員)
なるほど、メリットもあるようだが…圧倒的多数のネタバレ嫌いのみなさんはどう思われるだろうか?
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代の男女1,400名