麺とスープどっちが太る?スープはなぜ危険?「ラーメン×ダイエット」を徹底解説!
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ダイエットエキスパートの和田清香です。
「ラーメン=太る」「ラーメンはダイエットの大敵」というイメージが強いですが、果たしてそれは本当なのか? 本当だとしたら、太る原因は麺? それともスープ? 太りにくいラーメンの食べ方ってあるの? などなど、今回は“ダイエット×ラーメン”について解説します!
◆太る原因は、麺orスープのどっち?
ラーメンのカロリーは、種類によっても異なりますが、最低でも700kcal前後。多いものだと1500kcalといったものまで存在します。比較的カロリーの低いものは、塩や醤油、次いで味噌、そして豚骨は高カロリーとなります。
麺とスープのカロリーを比較してみると、麺はだいたい500kcal前後で、スープは約200kcalといったところです。
ラーメンの種類によってスープの濃さや脂の多さなども異なり、それによってカロリーも変わってきますが、ラーメン全体のカロリーの中で占める割合というのは、スープではなく麺のほうが多いようです。
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◆スープは飲み干さないほうがいいのか?
「ラーメンのスープは飲み干さないほうがダイエット的に◎」とはよく言われることですが、その理由はカロリーよりも塩分の多さにあります。
塩分を過剰に摂ると、体内では高い塩度を薄めようと水分を溜め込み、これが「むくみ」「水太り」を招いて体重増加にもつながるのです。そして、こういった状態が習慣化すると代謝低下も引き起こすため、太りやすく痩せにくい体質となります。
いっぽう、麺の成分のほとんどは糖質。よって、糖質制限のダイエットを行っている人であれば、麺は控えめにしたいところです。
ダイエット中にどうしてもラーメンが食べたくなったら、可能であれば麺の量を少なくしてもらい、スープは飲み干さず、3口飲む程度で終わりにするのがベストです。
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◆太りにくいラーメンの食べ方
まずは、食べる時間帯がポイントです。ラーメンを食べるのであれば、夜ではなく昼に食べるようにしましょう。お酒を飲んだ後の〆の深夜ラーメンなどは言語道断です!
また、もやしやキャベツなど野菜が多く乗ったラーメンを選び、それらの野菜を食べ終えてから麺&スープへと移行するのも◎。さらに、ラーメンを食べる前に野菜ジュースを飲んでおくと、血糖値の上昇が緩和するのでオススメです。
あえてトッピングをする必要はありませんが、卵、ネギ、野菜系などであればOKです。逆に、チャーシューの追加、コーン、バターは控えましょう。
ダイエット中にどうしてもラーメンが食べたくなったら、以上のことを意識してみて下さい!
(文/ダイエットエキスパート・和田清香)