【新潟から出張】両国駅にできた鉄ちゃんと飲んべぇの夢の国
東京・墨田区にあるJR両国駅で「ちば乃 Shu・Kura Bar」が開催された。これはJR千葉支社主催の「房総観光キャンペーン ~ちょっとひと息、房総休日。~」の一環として行われたもの。
通常は新潟県内を走行する「越乃 Shu・Kura」を都内で展示すると同時に、千葉県の地酒を味わってもらおうとのイベントだ。
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■500円で地酒を5種類
500円の参加費を支払うと、千葉県の地酒30種類の中から、5種類を選択できる。コメントを参考に選んだのがこちら。
①花いちもんめ 特別純米(花の友・山武市)精米を高めた米の旨みがいきた純米酒
②福祝 純米大吟醸 雄町(藤平酒造・君津市)岡山県産雄町50%まで磨き、旨みのあるまろやかな味わい
③不動 吊るししぼり 純米吟醸 生原酒(鍋店・成田市)キレ味と軽さが特徴の純米吟醸無濾過生原酒
④旭鶴 おり酒(旭鶴・佐倉市)ピリッとした舌触りの良い微炭酸を感じる、今年の新酒にごり酒
⑤聖泉 ゆず酒(和蔵酒造・富津市)国内産柚子果汁と当社清酒をブレンド。爽やかな香りとすっきりとした甘みが調和
おちょこや巾着が貰えることと合わせて、同種のイベントと比較すると、お得を超えた破格の値段設定だ。
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■走るカウンターバー
「越乃 Shu・Kura」は3両編成で運行している。ボックスシートや展望ペアシートなどがある1号車。
サービスカウンターやイベントスペースがある2号車。
リクライニングシートの3号車。
今回は展示イベントのため、車両内での飲食は禁止だったものの、サービスカウンターでの販売は行われ、おつまみや限定グッズを買い求める鉄道ファンで賑わった。
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■ジャズやクラシックの演奏も
2号車のイベントスペースでは、地元音楽家による音楽が演奏されることもある。この日のイベントでも、ホームでジャズやクラシックの生演奏が披露され、集まった人々を楽しませた。
関係者によると、おちょこなどのセットを500組用意したものの、18時頃には完売した。
「ちば乃Shu*kura」運転を前に、両国駅3番ホームで車両の公開が行われていますが、入場制限となっています…(≧∇≦) #鉄道 #千葉 pic.twitter.com/V8isMvERCL
— テツPUB@JTBパブリッシング (@jtbp_train) 2015, 12月 4
早い人では15時台から並んでいたそうだ。
越乃Shu*Kura 両国駅に入れなかったとか 終わってた 終了 とか 怒りのツイートが多いようですが……開始17時に対して15時台から並んでましたので致しか無しかと…… — ろま (@mutomegu) 2015, 12月 4
鉄道ファンや地酒ファンの熱心さが感じられるイベント、次回の開催にも期待したい。
(取材・文/しらべぇ編集部・県田勢)