恒例・高校ラグビー始まる!花園に「五郎丸旋風」は及ばず?
根強いファンを持つものの、決してメジャーとはいえないスポーツ「ラグビー」。
今年は、日本代表がワールドカップ・イングランド大会で南アフリカを破るなど選手らのめざましい活躍があって話題を呼んだ。
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■注目の「五郎丸」、来年は豪州へ
選手中、最も注目を浴びる格好になったナイスガイが「五郎丸歩」。1986(昭和61)年生まれの29歳で、出身は福岡県。ポジションはFB(フルバック)だ。
現在の所属は「ヤマハジュビロ」だが、来年はオーストラリアへ渡り「クインズランド・レッズ」でプレーすることになるという(公式ホームページより)。
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■正月といえば…ラグビー?
さて、間もなく迎える正月は毎年恒例の「全国高等学校ラグビーフットボール大会」(高校ラグビー)で、日本ラグビー界がひときわ盛り上がる時期でもある。
舞台は今回も「花園ラグビー場」(大阪府)。国内代表の55校が顔をそろえ、12月27日に熱戦の火ぶたが切られたばかりだ。
とはいえ、テレビによる全国ネットでの試合中継は1月11日に予定する決勝戦のみ。
高校野球のように「お茶の間で観戦」というわけにはいかないこともあってか、「正月といえばラグビー」というムードが高まりを見せるのはやはり一部にとどまるようだ。
アンケートサイト「マインドソナー」を用いた調査でも、「正月といえばラグビーだと思う人」の割合は10.0%。この秋の快進撃で、あれほどもてはやされたスポーツにしてはいささか寂しい数字となった。
なお花園ラグビー場の地元・東大阪市は、自他共に認める「ラグビーのまち」。今年3月には、2019年に開催されるワールドカップ日本大会の招致にも成功している。
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■そこ、間違えないで!
ところで、ラグビーと一対で語られることが多いスポーツに「アメリカンフットボール」がある。
両者はユニホームやルールなどが大きく違うものの、だ円形のボールを用いてゲームを進めるところがそっくりなだけに、まるで双子のような扱いを受けることもしばしばだ。
そのせいか、ラグビーやアメフト関係のイラストではお互いのボールを取り違えて描いたケースを見かけることも。このあたり、ファンにとっては大いに気になるところかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・前田昌宏)