『サザエさん症候群』は嘘?日曜日が終わると感じる時間は…
学校や仕事の悩みから解き放たれ、つかの間の休息を楽しんでいる日曜日。
日が暮れてそろそろ夕食を食べようかなと思った18時半、テレビから「お魚くわえたどら猫」と『サザエさん』のオープニングテーマが流れると「ああ日曜日も終わってしまうんだな」と感じる。
そして、番組が終わると絶望的な気持ちになる…そんな人も多いだろう。「サザエさん症候群」と呼ばれるこの現象、Twitter上でも多数確認することができる。
https://twitter.com/_aya_lily_/status/683940064859009024
https://twitter.com/jun_a0i/status/683616126157230080
しかし、一部では17時半開始の『笑点』の大喜利が終了し、歌丸師匠が「また来週」とあいさつした瞬間に終わりを感じるとの意見もある。一体、日本人は何時に日曜の終わりを感じているのだろうか?
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■何時に日曜日が終わると感じる?
しらべぇ編集部では全国の20代から60代の男女1332人を対象に、「どの時間帯に日曜日の終わりを感じるか」を調査してみた。
その結果最も多かったのは23時で、次に21時、19時と時間が経過するにつれて「日曜日の終わり」を感じていることが判明。『サザエさん』や『笑点』とはほとんどリンクしていないようだ。
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■会社員は19時に終わりを感じている人も多い
職業別に見ると、会社員の23.6%が19時に日曜の終わりを感じていることが判明。公務員や学生など他の職種はほぼ全て時間が経過するにつれ日曜の終わりを感じる人と回答した人が多数だっただけに、特異な現象と言える。
このデータを見るかぎり、『サザエさん』終了後に日曜の終わりを感じている人は会社員が多いのかもしれない。おそらく番組内でマスオが会社や家庭で苦労する姿を見ているうちに、自分の姿を重ね合わせ、憂鬱になってしまうのだろう。
そんな時はまんじゅうを「ンガフフ」と喉に詰まらないように食べ酒を飲みながら、「月曜日はウンジャラゲ」と歌ってさっさと寝てしまえばいい。なるようになるさ。
(文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月20日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1332名