山形県のいくら料理「よのご味噌」がウマすぎる件
いくらを使った食べ物といえば、「軍艦巻き」「いくら丼」「いくらおろし」などが有名。どれもいくらを生のまま食べるものだが、山形県の一部地域にはいくらと味噌を加熱して作る「よのご味噌」という食べ物が存在する。
山形には最上川をはじめ、さまざまな清流があり、秋になると鮭が豊富に獲れる。川鮭のことを方言で「よう」と呼び、メスの「よう」からは「ようの子=よのご(いくら)」も獲れるので、「よのご味噌」が作られるようになったそうだ。
こちらは川鮭の「よのご」でなくとも、市販のいくらで作ることもできる。いくらと味噌の組み合わせはあまりなじみがないかもしれないが、いくらの新たな可能性が感じられるおいしさである。
早速レシピを紹介しよう。
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■「よのご味噌」レシピ
【材料】
・いくら 50g程度
・味噌 大さじ3~4
・水 大さじ4~5
・砂糖 小さじ2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・顆粒だし 少々
・ネギ 少々
①鍋に味噌、水、砂糖、酒、みりん、顆粒だしを入れ、弱火で煮込む。
②材料がふつふつしてきて水分が飛んできたら、いくらとネギを入れてサッと煮て完成。
と、じつに簡単! アツアツのまま食べるのではなく、冷めてからのほうが味がなじんでおいしいので、あら熱がとれたら冷蔵庫に入れておこう。
ご飯のお供にはもちろん、お酒のアテにもピッタリなので、いくらが余った時や鮮度が落ちてしまった時は、ぜひ作ってみてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙)