学校から石を蹴り続けて帰宅…経験者は23.3%!恋人を失った気分になった人も…
人間は退屈を感じると、つい何かしたくなってしまうものです。人の話を聞きながら爪をいじってみたり、誰かと電話しているとき、気付けば手元にあったペンで謎のキャラクターを描いていることもあるでしょう。
そして、歩いているとき、暇だと感じたことはないでしょうか? 決まった道をいつもと同じように歩いているときなんかは、暇でついスマホをいじる人も少なくなさそうです。しかし、小学校時代は、スマホを持っていません。その代わりといえるかはわかりませんが、歩きスマホならぬ“歩きストーン”をしていた人もいるのでは? 歩きストーンとは、石を蹴り続けること(筆者の造語)です。
では、今回のアンケート調査結果を見てみましょう。
「学校または最寄りの駅から家まで、ひとつの石を蹴り続けて帰ったことがありますか?」
・ある:23.3%
・ない:76.7%
アンケートによると、23.3%の人が、石を蹴り続けて帰ったことがあると回答しました。この数字をみると、学校の周りに落ちていた蹴りやすい大きさの石は、誰かの“マイストーン”だった可能性が大ですね。もしかしたら、知らないうちに誰かの石に手を出し、お持ち帰りしていたかもしれません…。
石を蹴るという行為は、必ずしも安全とは言い切れないでしょう。アンケート回答者のなかには、「石を蹴るのに夢中になって、犬の糞を思いっ切り踏んでしまった。なんだか悔しくなって、石に糞を擦り付けた」(40代男性)、「見事にガードレールに跳ね返って、足首に直撃。死ぬほど痛かった」(30代女性)という苦い記憶がある人もいました。
一方で、「大切にしていた愛用の石がマンホールに落ちてしまったとき、いたたまれない気持ちになった」(20代男性)という、恋人を失ったような気持ちを味わったという思い入れの強い声もありました。
いつもの帰り道に慣れてしまった人は、久しぶりに石を蹴りながら帰ってみてはいかがでしょうか? もしかしたら、石を追っていくなかで、新しい発見があるかもしれないですよ! しかし、安全第一で、車や通行人に気をつけて下さい。もちろん、犬の糞にも…。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)