休日は何時に起きる?20代のみ遅く30代以降は早起きへ
早起き→アニメ→遊びに出かける。というのが日本の子供、小中学生までの定番だろう。実際に子供向けのテレビ番組は休日の早朝に放送されていることが多い。
しかし年齢を重ねれば生活スタイルも多種多様になり、起きる時間も変わってくる。果たして20代以上の男女は何時に起きているのか? しらべぇ編集部は1341人に調査をおこなった。
目を引く結果がでたのは、20代男女の半数が「9時以降」に起床していること。そして30代、40代、50代……と、年齢が上がるにつれて「9時以降」は減っていく。
20歳以下のデータはないが、小中学生が休日朝9時過ぎまで寝ている姿は創造しづらい。そのため「人は成人に向けて段々早起きが苦手になり、30歳を過ぎてからは逆に朝が得意になる」という傾向があるといえる。
休日だからといって9時より前に友達に「急だけど今日遊ぼうよ!」などと電話しようものなら「こっちは寝たいんだこの野郎。日本人の20代はこの時間、眠りたい盛りなんだよ。寝言は人が起きてから言え、認識不足が!」と思われかねない。
20代を早朝から呼び起こすのは得策とはいえないので、このお年頃の面々に早朝の用事を頼みたい場合はしっかりとスケジュールを決めておく必要がありそうだ。
反対に「60代以上」に目を向けると、男女とも「6時以前」「7時台」の合計が約80%になる。これだけ早起きしている割合が多いのであれば、朝、人と会いたいというお年寄りも多いと推測できる。
早起きしたけど知り合いが眠りについていて連絡がとれない、という人は、思い切って人生の大先輩たちにかけあってみるのも手だろう。同世代に「寝させろ、この野郎」と思われても、歳のかけはなれた人には「待ってたぜ若人よ!」と歓迎してもらえるかもしれない。
知らない話も聞けるだろうし、一緒に遊ぶとしても人目の少ない早朝であれば「20代と60代が一緒? これは怪しい!」と疑われることもなさそう。20代にとって早朝は、まだ“目覚めて”いない同世代に差をつけるチャンスかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月24日~2016年2月26日
対象:全国20代~60代の男女1,341名