「人に道を聞かれる人」の傾向が判明!声を掛けやすいのは…
知らない土地で新しい生活を始める人も多い季節になった。土地勘がなく右も左もわからないという人には、不安も大きいことだろう。
初めての場所に行くときでも、今ではスマホの地図を見ながら行動できるようになったが、中には人に聞いたほうが早いからと直接道を聞く人もいるはず。
そのとき、人はどんな人に道を尋ねるのだろう? しらべぇの調査の結果、人に道をよく聞かれる人の特徴が明らかとなった。
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■人に道を聞かれやすいのは圧倒的に女性
まず男女の年代別で比較してみると、全体的に男性より女性のほうが圧倒的に人によく道を聞かれているとわかる。
注目したいのが、40代の男女。女性は他の年代と比べても3割を超えてもっとも多いにも関わらず、男性はどの世代の中でも一番少ない結果となった。
男性は働き盛りでせかせかしているが、女性は仕事も落ち着いてきて余裕があるように見えるのだろうか。そんな雰囲気から、道を聞きやすいのかもしれない。
よく道を聞かれるという人に話を聞いてみると…
「駅のホームで、イヤホンで音楽を聴きながら電車を待っているとき、横目で遠くからおばあさんが歩いてきているのが見えました。
その人は何人もの電車待ちの人を通り過ぎ、私の横で立ち止まると 『すみません、次の電車は◯◯へ行きますか?」と聞いてきたんです。何人もの人を通り過ぎて、なんで私に道を聞いてきたんだろう…と今でも思います。
ちなみに、その話を母親にしてみたら『え! 私は人に道を聞かれたことないよ』と言っていて、私にとっては日常茶飯の出来事だったのでとても驚きました。人に道を聞かれたことがない人もいるんですね」(20代女性)
このように、話しかけやすい人には人を引きつけるような「何か」があるのかも。
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■千葉県民は道を聞かれやすい?
都道府県別の調査では、その県民性も見えてきた。
京都は観光地であるため、人に道を聞かれることが多いのは容易に想像できるだろう。しかし、それ以上に人に道を聞かれるのが千葉県民だ。
人に道を聞くときは、その土地の人らしき人を選んで聞くだろうが、千葉県民のおおらかそうな人柄が人を引き寄せるのだろうか。
■人を寄せつけるのは余裕なオーラ!?
特徴別で見てみると、モテる、コミュニケーション能力が高いという人が、 そうでない人に比べて圧倒的に人に道をよく聞かれると明らかに。
以上の調査でわかってきたのは、おおらかで余裕があり、聞いても断らないでいてくれそうなオーラをまとった人に道を聞く傾向があることだ。
初対面でその人の人となりはわからないため、道を尋ねる人は一瞬のうちに直感のようなものを働かせているのかも。
「なんでこんなにも人に道を聞かれるんだろう…」と思っていた人もいるだろうが、その人の持つ充実した雰囲気が人に安心感を与えていると考えられそうだ。
そうした雰囲気は出そうと思っても出せるものでもないので、道を聞かれたときは誇りに思ってもいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1348名