解散は衆院だけじゃない!2014年解散アイドル&バンド10選
衆議院が解散し、12月14日と年の暮れの選挙が決まった。そこでふと思ったのが、今年解散したアイドルグループやバンドのこと。一体どんなグループ、バンドがあったのか振り返ってみた。
画像をもっと見る渡り廊下走り隊7 → 2月9日解散
*画像は公式ホームページのスクリーンショットです。
AKB48の派生ユニットはメンバー全員が芸能事務所「プロダクション尾木」所属で、おニャン子クラブの派生ユニット「うしろ髪ひかれ隊」の妹分でもあった。解散発表直前には日刊スポーツなどには「不仲で解散」との記事(広告)が載ったが、公式の解散理由は「メンバー全員が学生ではなくなった」と年齢によるもの。
中心メンバーであった渡辺麻友は解散後の6月に行われたAKB総選挙での念願のセンター奪取。廊下を走ることをやめた少女は大人になった。
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T-BOLAN → 3月8日活動休止
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「離したくはない」「すれ違いの純情」「マリア」などカラオケで30~40代男性を喜ばす数々のヒット曲を持つ90年代の人気バンド。1999年にボーカル森本の心因性発声障害もあり解散。2012年に再結成したが、3月に行われたライブ中に活動休止を電撃発表した。
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テレパシー → 4月22日解散
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宇宙初の「エアギターアイドルグループ」を標榜するも今年4月に解散。余程のアイドル好きしか知らないグループだが、物語は解散後に始まる。
メンバーの名倉七海は解散により果たせなかったグループ時代の公約「テレパシーメンバーとエアギター選手権に出る」を果たすため、解散後も一人エアギターの練習に励み、フィンランド・オウルで行われたエアギター世界大会に出場。グループ時代の衣装を着て見事世界一のエアギターの座に。テレパシーはなくとも、思いは世界に伝わった。
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bump.y → 6月全員卒業
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掘北真希、黒木メイサなど人気女優が所属するスウィートパワーが2009年に送り出した5人全員が女優というアイドルグループ。女優の桜庭ななみが在籍したが、グループ結成時の桜庭はNHKドラマの主演を務め将来を嘱望される女優。なぜここでアイドル?と疑問も少なくなく、実際は桜庭本人も後に「あまりやる気がなかった」と告白している。
グループも迷走気味で、2011年に「KARA」のプロデューサーを迎え、韓国合宿を行うなどリニューアルを図るも奏功せず。6月の映画館での解散イベントをもって全員が卒業し女優に専念することとなった。なおユニット名は英語で「でこぼこ」との意味。なるほど。
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BiS → 7月8日解散
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コシノジュンコ(75)が終身名誉メンバーだった個性派アイドルグループ。デビューシングルのPVから樹海で全裸になり、握手会の代わりにハグ会を行ったりと斜め上の活動で熱狂的ファンを持った。
7月に横浜アリーナで解散ライブ「BiSなりの武道館」を行った翌日には下北沢のライブハウスでチケット代3万円のライブ「元BiSなりのワンマンライブ」を開催したりとやはり斜め上。来年には解散の模様を追ったドキュメンタリー映画「劇場版 BiSキャノンボール2014」が公開するが、監督はあのカンパニー松尾氏だ。
SOUL’d OUT → 7月19日解散
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メンバーShinnosukeの脱退表明を受け、11年半の活動に幕を下ろした3人組音楽ユニット。Shinnosukeは「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる漫画家・荒木飛呂彦と親交があり、ジョジョ第7部「スティール・ボール・ラン」ではウェカピポ、マジェント・マジェントと楽曲にちなんだキャラクターが登場している。
なおスタンド名で最初に邦楽が登場したのは第7部に登場した「チョコレイト・ディスコ」。それまでスタンド名は洋楽の名盤から取られるのが通例でファンに衝撃を与えた。
新選組リアン → 10月12日解散
*画像は公式ブログからのスクリーンショットです。
島田紳助司会のバラエティー番組から生まれた男性アイドルグループで、メンバーの森公平は「サーターアンダギー」としても活動した。「行列のできる法律相談所」、「クイズ!ヘキサゴンII」、「オールスター感謝祭」と島田紳助司会番組に多数出演し人気を得たが、2011年に島田の芸能界引退以降、メディアでの露出が激減。
今年8月解散のニュースが報じられた際には、むしろグループが継続していたことに驚きの声が上がった。
ビーディ・アイ → 10月25日解散
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若貴と同じくらいの兄弟仲で知られるギャラガー兄弟が率いる英ロックバンド「oasis」。その弟リアムが兄ノエル以外の「oasis」メンバーとともに作ったバンド。
2011年の東日本大震災後にロンドンでチャリティーライブを開き、同年8月には来日を果たすなど親日家でもある。今年10月にリアムとギターのアンディ・ベルがツイッター上で突然「これ以上バンドを継続しない」と解散を宣言。「oasis」再結成が噂されている。
THE BOOM → 12月17日解散
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会社や家庭での思いを込め「天国じゃなくても、楽園じゃなくても」と夜な夜なサラリーマンたちが歌う「風になりたい」で知られるバンド。ヒット曲「島唄」はアルゼンチンでもブームになる。メンバーに沖縄出身者がいないことは有名なトリビアだが、もともと音楽のジャンルを問わないミクスチャーバンドであり、沖縄民謡以外にもスカ、ブラジル音楽、歌謡曲と多彩な音楽を奏でていた。
デビュー25周年となる今年「4人ではやれることはやりつくした」と解散を宣言。17日の武道館公演がラストステージとなる。
(文/しらべぇ編集部)