イタリアに8年住んだ日本人美女が語る、「イタリア男はナンパが上手」の真相

男女

2014/09/02 12:00

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日本人の間でもはや定説になっていることのひとつに、「イタリア男はナンパがうまい」という話がありますよね。人気雑誌でモデルをしている“ちょいワルおやじ”、パンツェッタ・ジローラモさんなどはその象徴だと思います。でも、実際のところ、イタリア人の男性って本当にナンパがうまいんですかね?

今回しらべぇ編集部ではこの真相を調査すべく、20代のモテモテな時期に8年間イタリアで過ごした美女にインタビューをしました。インタビューをしてみて分かったことは、「イタリア男はナンパがうまい」というより、イタリアでは女性の扱われ方が日本と大きく違う、ということでした。

 

■イタリア男はナンパがうまいのか?

まず、イタリア人の男性はナンパがうまいというより、「数撃ちゃ当たる作戦」だということがわかりました。ただ、“数撃ちゃ”の数が尋常じゃありません。例えるなら、複数の対象に向かってショットガンをぶっ放す、というような具合。とにかく声をかけることが当たり前なのだそうです。なぜなら、断られることが大前提だから。ここに、日本とイタリアの女性に対する態度の大きな違いがありました。

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■生まれた時から“姫”として扱われるイタリア女性

イタリア女性は、生まれた瞬間から“姫”として育てられるそうです。毎日毎日、父親、母親、おじいちゃん、おばあちゃんなどの家族だけでなく、ご近所の人にまで「可愛い」と言われて育てられます。「生物学上、あなたがいちばん可愛い」という扱いを受けて育っていくわけです

そうやってびっくりするほど可愛がられ、甘やかされて育ってきているので、「かわいい」なんて言われ慣れてきているし、ちょっとやそっとの褒め言葉や誘い文句には反応しないわけです。

■イタリア男のナンパの方法

では、イタリアの男性たちがどうやってナンパをしているのかというと、ある鉄則が存在しているそうです。その鉄則とは、「困ってる人を助けてあげる、困ってるふりをする」ということ。例えば、「困った人を助ける」であれば、女性が重たい荷物を持っていたら「持ちましょうか?」と声をかけるなど…。その時にクスっとなるユーモアを必ず入れてくるそうです。

【実際にあった事例】

イタリア人男性「重っ!君はモニュメント(銅像、記念碑)でも入れて歩いてるの?」
女性「ハハッ、わたしピアニストだからその道具がはいっているのよ」
イタリア人男性「ピアノが入ってるから重たいんだね!」

こんな感じでユーモアを入れた軽快なトークを展開し、コーヒーに誘ったり、番号交換をしたりするそうです。

また、困ってるふりをするについては、「道を聞く」「ペンを貸してくれませんか?」と話しかけ、対応してもらった後に、「ありがとう! 助かったのでお礼におごらせてもらってもいいですか?」と誘うそうです。ポイントは、「言葉尻は下から持ち上げる感じで優しく丁寧に、でも態度は強引に」だそう。これだけやっても断らわられるのが当たり前。もしコーヒーやビールをご馳走できたとしても、よくて友達止まりだそうです。イタリア、厳しいですね…。

ちなみに、彼女から見た日本人のナンパは、「終電まで飲みませんか?」「始発まで飲みませんか?」のような、楽しい会話一切なしで下心丸見えなわりに態度が強引。よって、イケてないそうです。

■褒め方の違い

日本では、褒める時にスタイルや顔などを称賛することが多いですが、イタリア人はスキンシップをはかれる箇所や、実際に触れられるものを褒めることが多いそうです。例えば、髪や目、ピアスやネックレスなどのアクセサリーなど。髪を褒めれば髪に触れますし、目であれば、瞳を見つめる機会が作れます。

他にも、イタリア人男性は「女性の変化」に敏感で、デートの時は必ず前回との違いについて触れてくるそうです。「前回はスカートだったけど、今日のカジュアルな格好も素敵だね!」「今日は髪をおろしてるんだね、そのスタイルも可愛いね!(そしてさり気なく髪を触わる)」といった具合です。こういった違いを見逃さず褒めるというのは、日本人にはなかなかできないことなので、勉強になりますね。

いかがでしたでしょうか? イタリア人男性はナンパがうまいというより、実際には環境が自然とそうさせている、そんなある種過酷ともとれる種族であることがわかりました。我々日本人男性は、環境が違うことに感謝をしないといけないかもしれませんね。日本人男性は、イタリア人男性の褒め方やユーモアあふれるトークを見習って、女性を喜ばせてみるべきなのかもしれません。こちらからは以上です。

(文/しらべぇ編集部・砂流恵介