満員電車の迷惑ランキングを発表！ベビーカーの迷惑度は…
大都市で働く人なら、多くが避けては通れない朝晩の通勤ラッシュ。すし詰めの車内で自分の空間を死守するために「周囲を押しのけてでも…」と、なりふり構わなくなってしまうのも仕方がない。
ギスギスした満員電車の中では、トラブルにも事欠かない。中でも人が迷惑だと思うのは、どのようなことなのだろうか？
今回は「痴漢」「ケンカ」といった犯罪行動は除き、しらべぇ編集部が選んだ6つの選択肢から「合法ではあるがもっとも迷惑だと感じるもの」を全国20〜60代の男女1,323名に選んでもらった。
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■第4位・5位は若者が要注意？
第5位は「電車内での化粧」でおよそ1割。とくに若い女性が車内で変身する姿はしばしば見られるが、さすがに満員電車で立ったままする人はほぼいないので、もっとも迷惑と感じる人は多くない。
イヤホンから漏れるシャカシャカ音への批判も、同じようにイヤホンで音楽を聞いている人が多い（＝まわりの音が聞こえない）せいか、1割にとどまった。
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■乗り降りの妨げになる行動は嫌われる
第3位は、「背負ったままのリュック」。車内マナーを訴えるポスターでも、リュックや大きな荷物は「前に抱える」ことが推奨されている。後ろの人にぶつかったり、乗り降りの際、邪魔になるからだ。
全体の2割の票を集めた第2位は、ドアが開いたとき、近くで立ったまま降りない人。手すり近くの好位置を確保できたとき、その場所をキープしたい気持ちもわかるが、乗り降りする人への配慮が必要だ。
残る選択肢は2つ。「酔っぱらいの臭い」と昨今、報道でも話題となった「たたまない状態でのベビーカー」なのだが、圧倒的1位に輝いたのは、どちらだろうか？
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■迷惑ランキングは「酔っぱらい」が圧勝
4割に迫る「もっとも迷惑な行為」は、酔っぱらいの臭い。とくに終電間際の満員に近い車内で、酒とタバコと加齢臭がないまぜとなった臭いは、不快感を覚えたことがある人も多いだろう。
一方、「満員電車でのベビーカー」は、報道によって意識の変化があったのか鉄道会社による啓蒙活動の成果か、 もっとも迷惑と答えた人はわずか6％。
保育施設までやむを得ず電車を使っているパパママは、過日の報道ほどビクビクしなくていいかもしれない。
（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
調査期間：2015年12月22日～2015年12月24日
対象：全国20代～60代の男女1,332名
