人材紹介のプロに聞いた「この人就職できない」と思った人3選

2016/06/21 20:00

就職できない
©ぱくたそ

就活シーズン真っ只中。それまで明るかった髪を染め、企業研究に明け暮れ、説明会、面接、また面接と、心身ともに大変な時期だろう。

「自分なりには頑張っているのに、なかなかうまくいかない」と思っている人もいるだろうが、じつは何か問題点があるのかもしれない。

しらべぇ編集部では、人材派遣紹介担当者(30代女性)に「就職できないと思った人の特徴」を聞いてみた。



 

①その会社に入る気がないのが見え見え

「何個かの会社を落ちてしまい、惰性で選んだ会社に臨もうというときに、あからさまにやる気がなくなる人がいます。そうなると、こちらがアドバイスしても言われたことしかしないし、考えることをやめる人がいます。


『お金が稼げればいい』と割り切れる人はいいのですが、ポジティブな考えをすべてやめてしまうと、もうどうにもならないですね」


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②学歴があればいいと思っている

「頭のいい大学を出ていれば、どこでも通用すると思っている人がいます。自己PRでも『勉強をたくさんして大学に入ることができ、在学中も勉強に明け暮れた』みたいな話しかなかったり。友人など、人間関係のことなどは一切触れません。


会話もたどたどしく、自分のことがそれ以上話せなかったりして。変なプライドを持っていて、曲げようともしない


コミュニケーションがとれる人は、少しのミスでも大目に見てもらえることもあるじゃないですか。でも、頭でっかちでコミュ障気味の人は、会社に入ったとしても人間関係でうまくいかないことが多いです。『学歴があればいい』という時代は終わりました」


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③横柄な態度

「就職は、自分の長所や短所を改めて考えられるタイミング。それなのに、長所を聞いても全然考えてこないし、『担当なら何か引き出してくださいよ』と言われたこともあります。


自分研究をろくにすることもせず、人のせいにしたり任せてばかりで、こんな人が就職できるわけありませんよね。さすがに手に負えないと思ってしまいました」


この他にも気をつけるべき点は多々あるが、とくにこの3つが見られる人の多くは、採用担当者からマイナス評価をされてしまうようだ。

新卒でも中途でも、就活をする前には「就職をするとはどういうことなのか」を、一度立ち止まってよく考えてみてほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野

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