「2つめ半額」に釣られちゃう?財布のヒモがゆるい県民は…
同じ買い物をするのであれば、値段が安いに越したことはない。しかし、安いからといって買いすぎてもダメ。たとえば日用品などを買いすぎて、収納場所に困っている人もいるはずだ。
1点だと通常の値段だが、2点以上買うと割引になることがある。問題なのは、その2点目、3点目が本当に必要なのか、だ。
そうした割り引きが多いのは衣料品。多めにあっても困ることのない普段着や、会社員ならスーツの2着目割り引きは大歓迎だろう。
だが、「2点目半額(割り引き)」などのアピール文句に釣られて、余分な買い物をしてしまった人もいるはずだ。
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■割引に弱いのは女性
しらべぇ編集部が、全国の20~60代の男女1340人を対象に「2点目半額(割り引き)に釣られて余分に買ったことがある?」と尋ねてみたところ、「ある」と答えたのは34.4%。
男女別では女性に「ある」と答えた人が多く、いずれの世代でも男性を上回っている。
とくに30代女性は半数近くで、割り引きに釣られて余分な買い物をした経験が多いようだ。
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■堅実なイメージの公務員だが…
また職業別では、女性が多い専業主婦(夫)に多くなるのは予想できたが、次いで「ある」と答えた人が多かったのは公務員!
会社員は平均に近く、反対に釣られた人が少なかったのは自由業。公務員には堅実な、自由業にはどこかフワフワしたイメージがありそうだが、今回の調査では逆の結果が出た。
むしろ収入の安定している公務員は、ちょっとした買い物に無駄使いをしてしまい、収入の不安定な自由業の人にこそ、倹約家が多いのかもしれない。
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■ゆるい神奈川件移民、堅い静岡県民
都道府県別の集計をみると、割り引きに釣られて余分な買い物をしたことが多いのは神奈川民だと明らかに。
2割と少なかった静岡県民とは、倍以上の差になる。同じ割り引きセールを打ち出しても、神奈川では売り上げにつながり、静岡では厳しい結果になるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1,340名