又吉直樹の芥川賞がドラマ化 『火花』は絶対に観るべき 

2016/06/17 11:00

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画像は「Netflix公式サイト」のスクリーンショット

又吉直樹の同名小説を映像化したドラマ『火花』が6月3日より、Netflixにて配信されている。全10話は一挙公開であり、好きなときに好きなだけ観ることができる

ドラマ『火花』は、まるで「ドラマ的」ではない。夫婦同士で殺し合うこともなければ、社長と部下との世界一難しい恋が見られるわけでもない。しかし、同ドラマに対する世間の評価は高い。


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■Twitterには高評価の声も

視聴したTwitterユーザーのコメントを見ると…


高評価の要因のひとつは「撮り方」だ。ドラマ『火花』では「映画的」な撮り方が採用されている。定点撮影や、俯瞰撮影が多い。毎話、映画を見ているような錯覚に陥る。


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■「会話」と「間」が絶妙すぎる

同ドラマの見どころは、まずは「会話」だろう。売れないお笑いコンビ・スパークスのボケ担当の徳永(林遣都)と、天才肌の神谷(波岡一喜 )が繰り広げる「お笑い論」は刺さる。漫才のようにテンポのいいセリフの掛け合いも楽しい。

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画像は「YouTube」のスクリーンショット

民放ドラマでは、余白じみた「」は削られがちだ。だが、ドラマ『火花』では、適宜この「間」がたっぷり用いられる。まさに漫才やコントのよう。

■お笑い芸人がたくさん登場

作中では、徳永とコンビを組むツッコミ担当の山下真人役を、お笑いコンビ・井下好井の好井まさおがつとめている。この好井、役者ばりに演技が上手なのだ。さらに、徳永が慕う神谷の相方を、とろサーモンの村田秀亮が好演。

ほかにも、ドラマにはあらゆる芸人が登場する。一瞬しか映らない芸人や、ネタをがっつり披露する芸人までさまざまだ。

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画像は「Netflix公式サイト」のスクリーンショット

『火花』は、これまでのドラマの定則から、はるかに自由だ。46分くらいで終わる回もあれば、53分の回もある。5人いる監督が、担当回を受け持つというスタイルもユニーク。

ただ、純粋に笑いたいだけの人には向かないだろう。ドラマ『火花』は「お笑い」の奥にあるものをテーマにしているのだ。

原作を読んだことがない人も、ドラマから入ってみてはどうだろう。観てみる価値は、十二分にある。

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(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太

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