自分の時間が奪われる？独身者が結婚に抱いている不安とは
結婚をすれば、幸せな毎日が待っている……というのは理想。しかし離婚率の高さを見ても、「そんなことない」と感じている人も多いはずだ。
しらべぇ編集部は、「結婚すると自分の時間がなくなる」と思うかの調査を実施。その結果、47.9％もの人が、「結婚は自分の時間を奪う」と考えていることが判明した。
■未婚者のほうが結婚を恐れている
未既婚別では、既婚の人に比べ未婚の人のほうが多い割合。
独身の半数以上が、結婚はプライベートな時間がなくすと考えているのだ。
「会社で急に飲みに行くことになると、会社の同僚が申し訳なさそうな様子で奥さんに電話をかけている。そんなのを見ると、大変だなと思う」（20代男性）
実際に結婚をしている男性からは、次のような回答が。
「自分も結婚をするまでは、時間がなくなると思っていた。でも思ったよりも、そんなことはなくて。もちろん、独身のときのようにはいかないけど。うちの妻は、自由にさせてくれるほうだから」（40代男性）
配偶者の束縛する度合いで、自由な時間も変わってくるようだ。
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■専業主婦（夫）は自分の時間が多い？
職業別では、次のような結果に。
一番多いのは会社員で、半数以上と高い割合。残業が多い会社では、まず仕事で自分の時間を奪われてしまう。結婚によりさらに時間を奪われてしまうと思えば、「結婚したくない」と考える人もいるだろう。
一方で一番少ないのは、専業主婦（夫）で4割を切っている。
「主人が仕事の時間は、基本的に自由なので。ただ子供ができれば、大きく変わるでしょうね」（20代女性）
実際に子供ができて、生活が一気に変わったという専業主婦の意見はこうだ。
「すべてが子供中心の生活になり、自分の時間とか言ってられなくなりました。それでも自分の子供はかわいいので、嫌だとは思わないです。主人もけっこう、育児はしてくれるし」（30代女性）
ひとりのときは自由だったことも、家族ができると思うようにできないようになる。それでもかまわないと思えるのが、結婚なのかもしれない。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年10月21日～2016年10月24日
対象：全国20代～60代の男女1,387名 （有効回答数）
