自分以外の異性と遊ぶと不安?恋人の心理メカニズムと解決法
忘年会やクリスマスパーティーのシーズン。自分の恋人が他の異性と飲み会に行く機会が増える時期でもある。
恋人が自分抜きで異性と遊ぶことに嫉妬する人は少なくないはず。
しらべぇ編集部は、全国の恋愛経験のある20代~60代男女1,048人に対し「恋人が自分以外の異性と遊ぶときに許せる状況」について調査を実施した。
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■3人に1人は異性と遊んでほしくない
だれか別の人がいればOK、2人で会うのが許せない人は88%。何があっても許せない人は34%だった。男女別では女性の「何があっても許せない」割合が若干多い。
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■ルービンの恋愛尺度と嫉妬
恋人が自分以外の異性と遊ぶときの心理について、カウンセラーの園絵氏に話を聞いた。
園絵「恋人が遊びに行ったときに不安が生じるのは、自分を恋人と一緒に遊んでいる相手に投影させて、こんなことがあるかもと考えてしまう経験予測と、相手を独占したいと願う排他的感情が関係しています。
排他的感情、相手と一緒にいたいと願う親和・依存欲求、相手のためなら自分を犠牲にできるかどうかの援助傾向の、三要素から成り立っているものを『ルービンの恋愛尺度』と呼びます。
自分以外の異性と逢うことを許せる人は少ないだろう、と私は考えます。解消方法としては、相手を不安にさせないために遊びに行くことを言わない。 もうひとつは、恋人の許容範囲を把握することです。
自分以外の異性と会う事実は、相手がぞんざいに扱われていると感じさせ、嫌悪感を抱かせてしまうことが多いです。気をつけたほうがよいでしょう」
愛情が深いほど、相手を束縛しがちになる傾向がありそうだ。また経験豊富であればあるほど、最悪の事態も想定してしまうのだろう。
相手と話し合ったとしても、すべてを許し合えるわけではない。末永くお付き合いしたいのであれば、見たくないものはあえて目をつぶる対応も必要なのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:心理カウンセラー園絵)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:恋愛経験のある20~60代男女1048名(有効回答数)