恵方ロールケーキ　かわいくて鬼と一緒に食べたくなる商品も

2月3日の節分を前にコンビニやスーパー・百貨店・専門店では、恵方巻の予約受付の案内や具材の紹介が並んでいる。

そうした中、最近増えているのは定番の巻き寿司だけではなく、ロールケーキなどを恵方巻に見立てた、恵方スイーツの数々。

レシピサイトのクックパッドでは、大手食品メーカーのマルコメが大豆粉を使った、恵方ロールケーキのレシピを紹介するなど、節分らしさを取り入れたものも。

すでに恵方スイーツは、「第2の恵方巻」としてのポジションを着々と築きつつあるといえそうだ。

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■手軽に買える恵方スイーツ

大手コンビニ各社も巻き寿司と並んで、恵方スイーツを販売。そして以前にも紹介した、大量販売なのにまさかの「手巻き」で、ロールケーキに並々ならぬこだわりを見せるモンテールも2月3日までの限定商品を発売するということで、広報担当の関根裕美さんに話を聞いた。

「当社では、2008年から恵方をイメージしたロールケーキを販売しています。ふんわりやわらかい定番のロールケーキとは異なる味わいを楽しんでもらえるよう、シャルロット生地を使用。

このシャルロット生地はメレンゲを加えて焼いていて、しっかりしながらも、ふんわりとした食感の楽しさを感じていただけます。恵方ロールケーキでは、より持ちやすくするため、このシャルロット生地にしています。

お寿司の恵方巻でなく『スイーツらしい、日本行事の楽しみかた』を考えて、和風すぎない、洋菓子ならではの恵方巻感を目指しました」

この限定恵方スイーツ、ファミリータイプの約22cmもあるが、ロールケーキは約7cm、エクレアは約15㎝と、食べきりサイズなのも嬉しい。

「昨年は20cmほどの恵方に見立てたロールケーキや、長いエクレアを販売しておりました。ただ、お寿司の恵方巻の後ですと『お腹いっぱいで食べられない』ということもあり、今年からは手ごろなサイズのロールケーキやエクレアを展開しています。お子さんはもちろん、単身世帯の大人にも、楽しんでもらいたいですね」

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■子鬼のイラストがかわいい

店頭で見るとサイズだけでなく、子鬼イラストのかわいらしさも目を惹く。

こんなかわいい鬼だったら、豆をぶつけたりせずに「一緒に食べようよ」と、思わず誘いたくなっちゃうかも。

「『チョコ』『ミルク』『ストロベリー』など味わいをイメージし、赤、青、ピンクの子鬼をデザインしました。鬼は怖いイメージがありますが、それを払拭するようなかわいいデザインにしています。

お子さんだけでなく、大人の方にもかわいいと思ってもらえるようなデザインを考える中で、赤鬼はやさしいイメージ、青鬼は勝気で元気なイメージ、ピンク鬼は自由奔放なイメージにし、子鬼の色々な表情も楽しんでもらえるようにしました」

節分の日は、お寿司の恵方巻の後、デザートで恵方スイーツを食べる…そんな「恵方づくし」をするのも楽しそうだ。

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（取材・文／しらべぇ編集部・くはたみほ）